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「今でしょ!」の林修先生のヒットの裏側|仕掛人のセンス

 

いつやるか? 今でしょ!
いつやるか? 今でしょ!

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林 修
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先日は「笑っていいとも!」に出演されたりと、今や大人気引っ張りだこの東進ハイスクール講師「林修先生」。

すごいなーって思いながら見ていて、ヒットの裏側が気になったので、軽く調べてみました。

ヒットの引き金はやはり、あのCMでしょう。弟が受験生というのもあって、かなり響きました。笑 この効果もあって林先生の年収はなんと一億越えだとか…。

このCMの制作は電通です。どのようにして作ったのかというと、電通のCMクリエイターが各講師の授業映像を100時間以上何度も見て、あの一言をセレクトされたそうです。

林先生について東進ハイスクールは以下のようなコメントをしています。

「『今でしょ!』という、林先生の言葉が多くの人に好感を持たれ注目されていることは本当にありがたいことと思っています。あの言葉は、電通のクリエイターが林先生の授業を100時間近く見た中からキラリと光る場面を探し出し、切り取ったものです」

 この言葉が最近になって名セリフとして注目されるようになった背景には、「『決断しない』あるいは『先延ばしにする』といった、社会的風潮に対する不満があると考えています」という返答だ。

「しかしながら、先生の本当の良さは、現代文を明快に読み解く力を身につけさせてくれる優れたノウハウと指導力、そして多くの受講生に勇気を与える、情熱あふれる授業にあります」

 林先生が東大法学部卒であることもよく知られているが、「指導力」についても毎年多くの東大受験生を合格に導いており、難関大受験生からは圧倒的な支持を受けている。

「そんな林先生の素晴らしさを少しでもお伝えしたくて、テレビCMのみならずLINEスタンプやほかの媒体でも『今でしょ!』という言葉とともに先生を紹介するようにいたしました。東進には林先生のほかにも素晴らしい講師の先生方が多勢いらっしゃいますので、その授業を一人でも多くの生徒の皆さんに受けていただきたいと思っております」

引用:「今でしょ!」林修先生タレント化の功罪を「東進ハイスクール」に聞いた

社会的な背景や、その人物の特性、見ている人がどんな言葉に響くのか、それらを熟考して考え30秒にまとめる。本当にセンスが必要な仕事なんだとおもいます。

素晴らしい人やものをキラリと光らせる、そういう視線やセンスって凄く素敵。 マジシャンとしても、素晴らしいパフォーマーが多く所属しているLUXICAの代表としても、このような多くの人を惹き付ける能力というのを培っていきたいなと思います。