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催眠術で自分を好きにさせることは可能?

 

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「催眠術で異性を口説いたりできるんですか?」

…とまあ、僕が「催眠術」というワードを口にしたら、よく聞かれます。(主に男性陣から笑)

ということで、簡単にお答えしておきます。

そもそも「催眠術って何だ!やらせだ!嘘だ!」って方はこちらを先にどうぞ。

簡単な”催眠術”の掛け方、教えます|催眠術とは一体何なのか

何を持って「口説く」というかにもよりますけども、結論から言うと、可能っちゃ可能です。

例えば「3つ数えると私のことが好きになります!1つ、2つ、3つ!」と言うと、

本当に好きになっちゃうみたいに、催眠術で「恋愛感情を持たせること」は可能です。

技術的には難しいレベルではありません。

 

…で・す・が、

 

色々と条件といいますか、注釈がつきます。

まず、会った人にいきなり、上のようなセリフを言ってもどうにもなりません。

頭がおかしい人と思われるだけです。催眠術は魔法ではありません。

 

条件も必要ですし、色んな段階を踏んでいく必要があります。

相手が催眠に掛かる素質(被暗示性)を持っている必要もあります。

さらに、いわゆる「生理的に受け付けない」と感じられたら、この手の催眠は掛かりません。

最低限、感情は+になっている必要があります。

 

エンターテイメントとして催眠を行うのであれば(つまり周りに人がいて、それを楽しんでいる空間)、

ある程度の条件が整えば催眠は掛かります。

 

けれども、2人っきりで、強引に催眠術を掛けようとしても、当たり前に警戒されます。

当然その状態では催眠は掛からないですし、ヤバい奴だと思われて、関係性が崩れてオシマイです。

相手が不快に思った時点で催眠は掛からないですし、催眠は解けます。

 

要は、催眠がかかるか掛からないかは、相手との関係性というところが大きいのです。

もし、2人っきりで「催眠術を掛けてみて」なんて言われる関係であれば…可能かもしれません。

ただ、そんな関係性であれば、もはや催眠術は必要ないのでしょうけど。

 

そう考えると、現実的に催眠を使って異性を口説くといのは結構ハードルが高いわけですが、

催眠をかけるためには色々な心理知識や観察眼が必要です。

 

逆に言うと、使いこなせば催眠の技術を日常のシーンで応用し、恋愛感情を引き出すことはできます。

相手との心の距離を縮めるツールにはなってくれるかもしれません。

 

また、よく聞かれるのが「解かなかったらどうなるの?(催眠を)」ということなんですが、

催眠は必ず解くのがマナーですが、仮に解かなかったとしても、徐々に解けていきます。必ず。

ですから、催眠を掛けて、上手く恋愛感情を作り出したところで時間とともに催眠は解けていきます。

 

ただし、もし、相手がもともと自分に思いを寄せていた場合。

催眠をきっかけにある種の「感情の引き金」を引くことはあるかもしれません。

 

ということで、結論を言うと可能っちゃ可能ということになります。

 

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