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コロナの規制が前面解除された今やるべきこと

伊藤です。

 

いよいよ、コロナの規制が前面解除され、収束ムードです。私の方にもパラパラと依頼の問い合わせが増えてきています。

 

さて、今日はそんな中で仕事を増やすために、今、何をすればいいかという話をします。

 

まずは、これまでもお伝えしてきましたが、今までお世話になったお客さん(あなたにお仕事を頼んでくれた人、仕事を紹介してくれたパフォーマーも含みます)にご挨拶しにいきましょう。

 

しつこいようですが、こういう節目に人に会うのは本当に大切です。早いところではコロナの収束を見込み、冬のイベントスケジュールなどの制作が始まっています。

 

私も先日、イベント会社の担当者の方にお会いしました。

 

僕らの仕事は人に会うことでもありますからね。

 

極端な話、人に会う回数が多い人は仕事が多いです。これはいろんなパフォーマーと話をしてそうだと思います。

 

シンプルに言うと、今は人に会う時期です。

 

これが第一優先です。連絡をとって、口実はなんでもいいので、ご挨拶に伺いましょう。営業とかそういう意識を持つ必要はありません。

 

とりあえず、会って自分の仕事の状況を話したり、相手の仕事の状況を聞くというだけでいいです。話の中で、仕事に繋がるきっかけが生まれる可能性があるからです。

 

さらに、余裕がある人は、新規のネットワークを増やすためにイベント会社さんにメールを送ってみたり、自分をアピールする活動をしてみましょう。

 

プロフィール資料や価格表、ホームページなどを添えて、アポイントを取れたらベストです。

 

これまで準備してきたことが役に立つわけですね。(プロフィール資料など、今からでもサポートしますので、添削希望の方はお気軽にお声がけください)

 

もちろん、またコロナが吹き返す可能性もありますが、こういった節目、節目では各業界が一気に動くタイミングでもあります。都度、僕たちも行動を起こす必要があるわけです。

 

今年、このまま収束に移るとするなら、ようやく長い冬が終わります。その可能性は高いとおもいます。そう考えると、今年は本当にチャンスです。今蒔いたタネは来年以降大きく花が咲くことになるでしょう。

 

さ、頑張るとしますか!

ギャラの決めるときは、お金の出どころを考える

伊藤です。ギャラの決め方について。

 

プロとして活動するにしてもギャラの決め方がわからないというひとがいます。フリーランスの難しさは自分の値段を自分で決めるところにあります。

 

これについて「お金の出どころ」を考えると見え方が変わってきます。

 

いわゆる、イベント会社からの依頼や、企業の催しのようなイベントは、おおよその相場が決まっています。

 

マジシャンの場合、若手で活動実績がない少ない場合は3万円〜5万円、活動実績があり、他に頼むひとがいないというような場合、10万円〜というようなイメージです。

 

そのほかのパフォーマーもだいたいこの辺りかと思います。(ステージで大掛かりなことができるパフォーマーはもう少し相場が上がります。)

 

私もイベント会社さんとの繋がりもあるので、大きく外れていないと思います。

 

さて、これは大切なポイントなのですが、あなたに払うお金を出すのは企業であり、イベントの予算として会社の利益全体から確保されています。

 

例えば、私がよく出演するようなブランドさんのパーティでは、そのイベントを開くことでお客さんの満足度が上がり、年間を通してこれくらいの利益が見込めるから、このイベントにはこれくらいの予算を割こうというように決まっています。

 

イベント自体で収益を発生させようとは思っていないわけです。

 

問題は、個人の方からのご依頼や仲間内のライブのような場合のギャラの決め方です。

 

例えば、パフォーマー同士で舞台をつくるような仲間内のイベントの場合、お金の出どころが違います。

 

お金の出どころはチケット収入です。そのため、100人集まるイベントで例えばチケットが4千円だとしても、売上は40万円です。経費で15万ほどでていき、残りは25万円。

 

これに例えば、パフォーマーが5人出るとなると、一人頭5万円。人を呼べるパフォーマーには多く払わざるをえないので残るお金はほとんどありません。

 

この手のイベントは繋がりやファンをつくることが目的なので、ほとんどボランティアの気持ちで考えるべきかもしれません。ギャラ交渉は現実的な無理があります。

 

個人のお店やレストランの依頼の場合も、1日単位での収益ベースで考えるので、例えば、ディナーがひとり10000円で粗利が3000円だとするなら、あなたに5万円払うには最低15人は呼ばないと主催者は赤字だということになります。

 

何が言いたいのかというと、ギャラというのは同じパフォーマンスをするにしても、どこで、誰からの依頼で仕事をするのかで変動するのですね。

 

ギャラを決めるときは、このあたりのお金の出どころを少し計算すると、主催の人に信頼してもらえます。

 

先ほどのように、どう計算しても自分に10万円出るわけがないのに10万円くださいと言ったら「コイツ大丈夫か」と思われてしまいます。とくに先輩パフォーマーとのつながりのイベントの場合はシビアですよね。。

 

(もちろん、その上でお断りするのも1つだと思いますけど、その場合は、あえて金額を提示せずに断るのも大人のやり方かもしれません。)

 

逆にお金の出どころが計算できると、クライアントのメリットもわかるので、提案も通りやすくなります。

 

もう一つ、そう考えると「人を呼べる」というのが、どれだけ主催者にとって大きな要因かが分かってきます。

 

一言でいうと、人を呼べるとギャラが上がります。そのために日々のSNSやファン活動が必要なわけですね。

 

さてさて、ギャラと一言でいっても、いろんなケースがあるので都度調整しなければいけません。

 

定価をつけにくいのがパフォーマーのお仕事だと思います。

 

ギャラの決め方や相談などがあれば、いつでも言ってくださいね。それでは!