カテゴリー別アーカイブ: マーケティング戦略
パフォーマーにとっての企画や商品販売のポイント
グッズ販売を伸ばすコツ
パフォーマーをパッケージ化して提案することで売上を上げる方法
売上をあげる五つの法則
パフォーマーに必要なマーケティングとは
パフォーマンス業界の復活にむけて準備しておこう
浅田です。
今回はパフォーマンス業界全体についての話をしようと思います。
他のビジネス界や、世界情勢をみるに、そろそろパフォーマンス活動が復活する(かもしれない)心構えをしておいた方が良いかもと感じます。
もちろん昨日今日の話ではありません。必ずパフォーマンス業界が復活すると決まったわけでもありません。
とはいえ、ライバルよりも先に行動することで大きなリターンは得られるものです。
コロナが来たときに、いちはやくオンラインに対応できたパフォーマーが、いま大きな地位を得ているように。
個々のパフォーマーが何をしたらいいかは置いといて、ひとまず、業界に大きな波がもどってくるターンが近づいてきていそうだ、というわけです。
必ずではないけれど、もし取り逃すと大変なので、考えておいた方がいい、というレベルではありますが。
ビジネスを考えるときは、まず大きな波で「そのタイミングが来ているのか?」を考える必要があります。そんな俯瞰視点でのお話になります。
そろそろ気を引きしめた方がいいかもしれません。
まず第一に「そろそろかもな」と気をひきしめておくこと。
第二に、イベント会社や、仕事をふってくれる方としれっとコンタクトをとっておくこと。
特に「まだパフォーマンスやってますから!」と伝えておくのは超大事です。このコロナのなかで(諦めて)消息不明になった方も多いでしょうから。
ひとまずは長い間、好きなパフォーマンスもできずに苦しい思いをしてきた方も多いかと思います。
終わらない冬はありません。あと少しだと思って、頑張ってきた自分を褒めてあげましょう。
本日はここまでです。ぼちぼち頑張っていきましょう!!
イベントを失敗させないための注意点
イベントを開催するときは全員にメリットをつくれると強い(あと自分の商品)
浅田です。
いまの浅田のマジシャン活動について語ろうと思います。最近は、SNSの情報ばかりで、あまり紹介できていませんでしたから。
とは言え、マジシャンとしてのキャリアもばっちり考えてはおります。いま考えていることや、これからのパフォーマーのあり方について、考えるきっかけになれば幸いです。
さっそくはじめますと、来月から「本屋さんでマジックショーをする」という計画を始める予定です。
場所は梅田(大阪駅)の蔦屋書店です。体験型の本屋をコンセプトにした、カフェっぽいおしゃれなところですね。
そこで月に40名規模のショウを、2-4回行う予定です。チケットは5000円くらい。
そして、なんと収益は全額、その本屋さんに寄付いたします。
この企画が生まれたきっかけでもあるのですが、いま本屋さんは、壊滅的なダメージを受けています。お客さんが来ないから。
紙の本に育てられた浅田としては、本屋さんを応援したいと言う気持ちがあるのです。
そして社会において「応援」とは「相手を儲けさせること」でしかありません。
すごくドライかもしれません。しかしお金を渡せるようなプランを考えて、本屋を救おうと思ったのです。
1日2回公演で(80人)(チケット5000円)だと、40万円を渡せることになります。
システム利用料や、人件費はありますが、ほぼ完全なる純利益です。
そもそも本を売っても、その売り上げの2割くらいしか本屋さんの利益にはなりません。そう考えると──何冊分の売上になるのか──かなりの助けになると思っています。
とは言え、本当に、ボランティアと言うわけではありません。ここ大事!
この5000円のチケットですが「浅田の恋愛本がついてくる」と言う形に設計しているのでございます。
3700円+1300円の本というイメージです。
こうすることで「マジックショーを開催するたびに、本の発行部数が伸びる」という頭のおかしいシステムが成立するわけです。
浅田としては、チケット代金で収益を上げるよりも、本の発行部数を上げる(売れっ子作家と呼ばれるようになる)方が、トータルでメリットが多いと考えているのです。
実は、このシステムは、数年前から考えてはいました。まとめるとこうなります。
・本屋に場所とスタッフを提供してもらう
・好きなマジックを演じられる
・本の発行部数が伸びる
・そのぶんの印税も入る
・本屋もめちゃくちゃ儲かる
──という感じです。
複雑にみえますが、ここでのポイントは「全員にメリットが生まれる」と言うものです。
もしサービスや、パフォーマンスを考えるときには、スタッフさんの立場になって、利益までデザインできると強いです。
他人は、自分の利益になるなら、100%動いてくれますから。
そして以前の投稿でも書きましたが、これが「自分の商品を持っていること」の強さでもあります。
開催してくれる人から報酬を受け取らなくても(今回は本屋さんからギャラを受け取りたくない)自分の商品を売れば、利益になると言うわけですから。今回は80冊分の印税が入る形にもなりますね。
こんなふうに「それを売れば利益になる」というものを持っているかが、これからのパフォーマーやクリエイターの大事な点になるかと思います。
さて、今回の話は、直接的に役立つかどうかわかりません。けれどもコロナの状況でも、打つ手があるということと、あなたのモチベーションアップにつながれば幸いです。
それでは、明日もがんばりましょう。夜分遅くに失礼いたしました。
さらに要素を分解すると、商品をつくっておくと、
呼んでくれる人にギャラをもらわなくても「僕はこの商品を売る場所さえもらえたらOKなんで!無料でショウするので客寄せに使ってください!」というパターンで、
演じる場所をつくれるということです。
使える考え方なので、ちょっと頭の片隅に入れといてくださいませ!!
自分の方向性に迷ったときに考えるべきこと
伊藤です。
SNSを含め、いろんな挑戦をしていると「今、やっていることに迷いが生じる」ことが出てくるかと思います。
「今はこれを頑張っているけど、方向性はあっているのかな?」「もうすこし改善の余地があるかも」などと迷われるのは、挑戦している証拠です。
そんな時に大切にしているのは「上手くいっていることは継続する」ということです。
うまくいっているのに、軌道変更するのはとても危険です。流れが止まってしまう可能性があるからです。
例えば、SNSでフォロワーさんが順調に伸びているときに、特に深く考えずに方向性(発信内容、アイコン、プロフィール)を変えるのは避けるべきです。
伸びているときは、下手に触らずに続けてみることがとても大切で、ビジネスにおいても鉄則です。
私のSNSの場合、今は積極的にフォロワーさんとコミュニケーションをしたり、スペースをしたりしています。そうすることでフォロワーさんが伸びているからです。
だから、この流れが止まるまではパターンを崩しません。
ご自身のパフォーマンスも、ショウで反応が取れている内容をわざわざ変える必要がないのと同じです(もちろん、定期的に見直す必要はありますが)。
変えるのは、上手くいっていないときです。どんどん変えてテストします。
上手くいっていることは残す。そうして洗練させていくわけですね。
上手くいっている要因が明確に分かっているなら改善になりますが、それが分からないまま、なんとなく方向転換すると、積み上げたものがゼロになってしまいかねません。
「上手くいっていることを繰り返すこと」
とても大切なので覚えておいてください。
さて、緊急事態宣言が解除の方向で進んでいますね。パフォーマンスの市場にお金が流れてくるのも時間の問題かと思います。
今は仕込みの時期です。コツコツと積み重ねていきましょう。