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Dance!x3 what else?

定期的に更新すべきですね。思うことをある程度吐きだすにはブログは丁度いいのかもしれません。
さて、告知させて頂いたダンスイベントDance!x3 what else?、来て頂いた方ありがとうございました。正直なところ、自分の力不足で集客にかなりの不安がありました。
ふたを開けてみると、事前登録されてた方以外にもたくさんの方が来てくれました。
色々と細かなハプニングがあったけど、結果的には大成功。
圧倒的なパフォーマンスに感動して涙したお客さんもちらほら。
今回のイベントは大きな意義があったと考えています。
まず、ストリートダンサーそれも、各ジャンルトップレベルのダンサーを一般の方に発信できたこと。そして感動してもらったこと。このイベントはプロのカメラマンがリハから本番、裏側、片づけまで終始カメラを回していました。この動画作品をどのように発信していくか、詳しいことはここには書けないんですが、国内外問わず発信されるそうです。
また、クラブではなくホールで開催した点。「アート、芸術」として観て欲しいという主催の思いです。
ストリートカルチャーに新しい価値を作る第一歩だったんじゃないかと思います。
新しい価値って言っても実はすごく難しくて、ただただ、メジャーなものにすればいいってもんでもないと思っています。ストリートカルチャーはまだ他の芸術と違って歴史も浅いけど、だからこそ大切にしなきゃいけない。ストリートのアングラな黒い部分も絶対大事で、そのシーンがなくなるとストリートダンスじゃなくなってしまう。新しい価値を作るっていうのは本当に難しいことです。
ただ現実的に、日本ではダンサーの地位は低い。これは本当に、もったいない。
価値の向上には、世の中にもっと広く、その価値を知ってもらわなきゃいけない。その方法の一つとして、ストリートダンスをアートとして発信するっていう具体的な第一歩がこのイベントだったと僕は思いました。
僕はダンサーとしてももちろん、エンターテイメントという部分で共通するマジシャンとしても、考えさせられるイベントでした。既存のものを大切にしながらも、常にいろんな方向にアンテナを張って、新しいフィールドを模索するのは大切。気づいていない可能性はたくさんあるんだと思っています。