書評・読書

感想|『50mm』高城剛

「あえて紙の本で」というメッセージだったので、あえて紙の本を。

思っている以上に大きなサイズで、さらっとした質感。

これまた面白いもので、ほとんどの本をデジタルで読んでいる私にとって、iPhoneやiPadでは表現できない、大判の写真や紙面のレイアウトを手でめくることが新鮮に映りました。

日本の観光事情から、アフリカの奥地の話まで。迫力のある写真の数々とともに、エッジの効いた話が満載でした。

もう、ホントどこまでも面白い人ですよね。

 

 

2018-04-01 | Posted in 書評・読書No Comments » 

 

感想|映画「グレイテスト・ショーマン」が描く、新しい価値の広め方とは

公式HP「グレイテスト・ショーマン

話題沸騰中の映画「グレイテスト・ショーマン」を観ました。別に評価する立場にもないのですが、評判通り、とても素晴らしい作品でした。もう柄にもなく号泣でした。マジシャンを含め、何かしらパフォーマンスする仕事につく方は共感する部分もあるのではないでしょうか。

ストーリーとしては“地上でもっとも偉大なショーマン”と呼ばれた19世紀に実在したアメリカの興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル映画です。私は彼の自伝的なものも目を通したことがあるので、より入り込めまました。

職業柄、ショービジネスの成功という視点でも眺めてしまいました。嬉々と感想を述べていたら「君の視点はちょっとおかしい」と言われたので、どんなものかとシェアしておこうと思います。

(ややネタバレ注意ですが、そこまでストーリーには触れていません。)

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2018-03-28 | Posted in 思うこと, 書評・読書No Comments » 

 

今年、愛読書になった本・ベスト|2017年


今年読んで良かった本まとめです。
当たりが多かった年でした。
あなたの読書ライフの参考に。

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CIAの極秘マニュアル|マジシャンが教えた「騙しの技術」の数々

私たちマジシャンが秘密を隠し、観客を欺くために用いる「騙しの技術」は時に、マジック以外のシーンで応用されることがあります。

詐欺やイカサマなどはわかりやすい例ですが、私が知る中でもっともインパクトが強いのは、マジシャンの技術がCIAの極秘作戦「MKウルトラ」に利用されていたことでしょう。

「どうすれば敵地で自らの素性を悟られずに敵を欺き、暗殺や諜報などの機密作戦を無事に遂行することができるのか」という重要な課題において、CIAはマジシャンの騙しの技術に目をつけ、あるマジシャンにコンサルタントになるよう命じたのです。

これは映画や小説の話ではなく、事実です。ちなみに大ヒット映画「ボーンアイデンティティ」を始めとするボーンシリーズはこの「MKウルトラ」がモデルになっています。(ボーンシリーズめっちゃ好きなんです。)

こちらの本には、あるマジシャンがCIAに明かし、諜報活動に活用されていたであろう技術について詳細に解説されています。マジシャンとしても興味深く読めたので、内容をご紹介します。

スパイ志望の方は必見です。

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2017-07-27 | Posted in BLOG, 書評・読書No Comments » 

 

戦時におけるプロパガンダの手法について

宣伝を賢明に、継続的して使用すれば、
国民に天国を地獄と思わせることもできるし、
逆に、きわめてみじめな生活を極楽と思わせることもできる。

-アドルフ・ヒトラー

物騒なニュースが続いています。

そんな中、以前から戦時における「プロパガンダ」に関心があり、ここ最近、何冊か本を読みました。

興味深くよめたので、なるべく簡単な言葉でまとめて、シェアしておこうと思います。

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2017-05-01 | Posted in 思うこと, 心理学, 書評・読書No Comments » 

 

物語の王道法則「ヒーローズ・ジャーニー」 から学ぶ小説や脚本の書き方

小説や脚本の書き方として参考にされることも多い、王道の物語の型「ヒーローズ・ジャーニー」をご存知でしょうか。

ジョージ・ルーカスが映画「スターウォーズ」に適用したことで広く知られていますが、世界中のプロのライター、映画やテレビのプロデューサーや脚本家、小説家等もこのメソッドを取り入れ、スターウォーズをはじめ、マトリックス、ロードオブザリングなどの世界中のヒット映画やドラマ、コミックなどに広く適用されています。

僕自身も、マジックのショーの構成、講演のシナリオライティングなどで参考にしています。

物語(ストーリーテリング)の技術は、一部の専門家達のみに役立つ技術ではありません。

プレゼンテーションや講義、説得、交渉、愛を語る時。日常の様々なシーンにおいて、応用できるスキルです。

僕はコピーの勉強中に「神話の法則」という本に出会い、この「ヒーローズ・ジャーニー」を知りました。

今日は、誰でも魅きつける物語を作ることができる「ヒーローズ・ジャーニー」を、名著「神話の法則」を元にご紹介します。

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新・所得倍増論|日本は先進国でもっとも生産性が低く、もっとも貧困率が高い|書評

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新・所得倍増論(デービッド・アトキンソン著)を読みました。

最近テレビを付けると、「日本は素晴らしい国だよアピール」が目立つように感じます。

モノづくり大国、オモテナシ、高いGDP…この本はそんな世間のイメージにメスを入れます。

「そんなものは妄想で、データで見たら日本は結構ヤバイから、なんとかしよう!」という本です。

非常に興味深く読めたので、ご紹介します。

ちなみに僕は日本が好きです。

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独創的アイデアをつくるための5つのTips|起業やアートで役立つ発想力の鍛え方

Ideahowto

世の中に大きな流れを生み出したり、困難な問題を解決するカギは「新しいアイデア」でしょう。

アイデアというのは「どことなく、天から降ってくるもの」というイメージをお持ちの方は考えを改めるべきです。意識的にしても無意識的にしても、アイデアの作成にはいくつかの技術が用いられていて、それらは鍛えることが可能です。

今日は僕の愛読書であり、名著「アイデアの作り方」より、5つのアイデア創出に役出つチップスをご紹介します。

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「月3万円ビジネス」|単職から多職の時代へ

 

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「月3万円ビジネス」という本を読みました。「儲けましょう本」ではないです笑。

なかなか突飛なタイトルですが、僕の思っていたことともいくつかリンクしていて興味深い内容でしたので、ちょっとした感想を。

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