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現実でゾンビが発生したらどう生き残るかを真剣に考える
最近、「walking dead」って海外ドラマが面白すぎて一気に見てしまいました。ゾンビの話です。
さて、そんなゾンビの世界を一度は妄想したことありますよね。映画「バイオハザード」のように街がゾンビに襲われたら、どうやって身を守るか、どこに逃げるか。僕はそういうくだらない妄想が結構好き。
ということで、現実にゾンビが現れたらどう生き残るか、また実際ゾンビが出現した場合、世界はどうなるかを映画や科学者の意見を参考に考えてみます。
アメリカ疾病管理予防センター(CDC)のブログ記事にこんな記事がありました。
緊急キットを備えましょう。ゾンビ難民キャンプの場所が特定できるまでの間の最低限の水と食料が必要です。衣料品、ダクトテープ、ラジオ、衣料品、書類のコピーなどは必須。
*実際には、自然災害対策キャンペーンのブログだそうです。
上記に加えて、ゾンビに備えて必要なものを箇条書きにすると、
- 水(1日に4リットル必要です、お風呂の水は貯めておく)
- ラジオ(手回し式やソーラー式など発電可能のもの)
- 懐中電灯
- ナイフ
- 分厚いジャケット(防弾チョッキなど)、ヘルメット、登山用の靴(ゾンビに攻撃されても最初の一撃は避けられるもの)
- 医療品、薬
- バイク、自転車( すぐに逃げれるように)
- 武器(バット、日本刀など)
- 身体は鍛えておく
以上の緊急キットを揃えたら、家族と具体的な避難方法を話し合っておくことも必要です。ゾンビが玄関を襲ってきたとき、どこに逃げるか、誰に連絡を取るか。
これはゾンビに備えるのことにももちろん役立ちますが、災害時の備えにも十分に応用できます。一石二鳥です。
我が国では、ゾンビが発生するより地震が発生する率の方が高いと思いますから、このような緊急キットは一つ必ず用意しておきましょう。
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ゾンビに備えるには、ゾンビ映画を見ることも良いシュミレーションになります。
以下にゾンビ映画を分析した記述を転載しておきます。
・ゾンビに対して感傷的になってはいけない
家がゾンビに襲われ、家族や友人がゾンビになってしまうことはよくあることです。しかし、もうそこは自分の家ではなくゾンビの巣になっていて、そこにいるのは家族ではなく群れをなしたゾンビでしかありません。ゾンビは感情を持ったりはしないので、ちょっとでも感傷的になってスキを見せるとエサにされるか、あるいは仲間にされてしまいます。
・ドアを閉め忘れてはいけない
ドアはちゃんと閉めて、鍵をかけておきましょう。ゾンビはそれほど賢くないが、ドアが開いていることぐらいはわかります。
・遠方の友人や家族と合流しようとしてはいけない
仲間と合流することはみんなが考えるいいアイデアのように思えます。しかし、あなたが母親のところに時速3kmで向かったとして、そのころにはたくさんのゾンビが母親のところから時速1kmであなたに向かっていきます。
・ゾンビに存在を知らしめてはいけない
ゾンビの耳は平均以上の認識力があるようです。携帯電話の着信音で気付かれることがあるので、携帯はマナーモードにしておきましょう。
・嫌なやつになってはいけない
ゾンビ映画を分析したところ、いわゆる「嫌なやつ」が最後まで生き残る可能性は4.32%しかなかったそうです。
抜粋:Zombie Defense – Ten WORST Things to do During a Zombie Outbreak
・大きな音を鳴らさない
ゾンビは音で寄ってきます。緊急事態を除き、銃の使用は控えましょう。銃持ってたら怖いですけど。
・急所は頭部
まあ、基本ですね。
・ゾンビの群れを通過しなければいけない場合はゾンビのはらわたを身体に塗る。
一定時間無敵です。(Walking Deadより)
実際には、騒ぎが収まるまではどこかに籠城する必要があります。
不必要に歩き回っては、危険を増やすだけです。
以下に候補を挙げておきます。近所の避難ポイントを抑えておきましょう。
・ホームセンター
ひとまず篭城するには最も優れている場所だと思います。食料、アウトドアグッズ、武器となりそうな工具が完備されています。なんとも頼もしい。ただし中に既にいるゾンビを撲滅することをお忘れなく。
行動心理学的には4〜5人での篭城がよいでしょう。それ以上になると内部崩壊が起こる確率があがります。
まあ、映画的には、良いやつが子猫を助けるためにドア開けちゃって崩壊ってパターンですね。
・ヨットで自給自足
海辺に住んでいて、ヨットを所持している人は最も優れているかもしれません。さすがに泳いでは来ないでしょ。
・田舎の農村
長期的にみるといいのかも。人口の少ないところはゾンビ寄ってこないし。
・刑務所
バリケード的には安心できるけど、そもそも中の人が…。
・自衛隊基地
色々考えると、個人的には自衛隊に土下座して、基地に入れてもらうのが一番良さそうです。国の防衛の要だし。近くに自衛隊基地ないけど。
・ゾンビ対策用の家を買う
これを買えばひとまずは安心です。
普段はお洒落ハウスだけど…
ゾンビ騒動が起これば…
バリケード施設に変身。
なんだろうワクワクする。
引用:The World’s First Zombie Proof House
なんと、ゾンビに対する研究論文がありました。“Infectious Diseases Modelling Research Progress”という科学誌に掲載されているものです。
ゾンビが発生した場合、「たぶん世界は終わるだろう」と、カナダの科学者が発表しました。ゾンビの攻撃による荒廃を計算して、この主張をまとめたというものです。
世界的流行病の影響を計算するために開発されたモデルを使って、オタワ大学の研究 チームが、ゾンビがいた場合に受ける影響を計算によって割り出しました。もし仮に 人類が積極的な撃退を試みなかった場合、悲しい末路を辿るそうです
また、さらに詳細にシュミレートしている研究もあります。
要約のところだけ抜粋します。
ゾンビ感染症のアウトブレイクは、アンデッドに対して攻性の作戦行動が伴わない限り、絶望的な状況へと陥る可能性が高い。積極的な隔離対策は感染症を撲滅できるかもしれないが、現実的に取り得るオプションとは考えにくい。治療法の確立は一部の人類の存続を可能とするが、地球はゾンビの手に落ちる。早い段階から大規模な掃討作戦を戦略的・継続的に繰り返すことだけが、ゾンビの撲滅を可能とする。
これらの結果は短期間のアウトブレイクを想定しているが、長期にわたると結果は破滅的になる。文明は破壊され、すべての人間は感染するか死亡することになる。生まれる人間も死ぬ人間も、どちらも新たなゾンビの供給源となるからだ。人類存亡の危機に際し、我々が行わなければならないことは、強い覚悟をもって絶滅させられる前に相手を絶滅させることだ。
ゾンビの大量発生が現実に起こるとは考えにくいが、対応において重要なのは、危機管理における基本である、迅速な状況把握、早期の政治決断、戦略的な作戦行動であることは現実も変わらないようだ。
つまり、「早く効果的な攻撃しないと人類滅亡するよ」ってことですね。「ただちに影響はない」とかいいそうで怖いですけど。
でもって、彼らも生きている。殺してもいいんですか。みたいな人たちも出てきそうです。
いずれにしせよ、科学者達の見解は現実にゾンビウイルスがアウトブレイクしたら、人類は壊滅的な被害を受けるとのことです。
ゾンビが現れないように祈るしかないですね。
いろいろとこの記事のことをまとめてくれています。サバイバルスキルも紹介されていますよ。
ゾンビに対策する上では必ず見ておきましょう。
おすすめ本