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頭のいい人ほど先伸ばす?「先延ばし」の心理と効用
やるべきことを先延ばしにしてしまう…ってついついありますよね。僕もよくあります。笑
さて、そんな「先延ばし」について、面白い研究がされているようですよ。
頭のいい人は「先延ばし」を賢く活用する
高校生を対象にしたインテル主催の科学コンテスト「Intel Science Talent Search(STS)」で入賞した特に頭のいい人を対象にして、学術誌「Creativity Research Journal」が行った調査によると、賢い人々は先延ばしのテクニックを活用し生産性を上げていることが判明しました。
これは意外な結果ですよね。具体的には、
物事を先に進めるための刺激としてほどよいレベルのストレスをかけるといった方法です。あるいは、先延ばしを「考えを寝かせておく方法」と捉えている人もいました。答えを見つけ出す前に十分にその問題を「消化」するために、あえて決断を下すまでに時間をかけるのです。
なるほど、これは経験として分かるようなきがします。アイデア出なかった課題も、一度課題から離れてみると、意外と簡単な出口が見つかったりするものですよね。
また、先延ばしにも2つのタイプが存在するらしいです。
決めるまで時間がかかる人と、行動に移すまで時間がかかる人です。
決められないタイプは他人への依存心が強く、決断を下す時に人に頼りがち。人の言いなりになりやすく、決めたことがうまく行かないと責任をほかの人に転嫁したがります。一方、腰が重いタイプは、自己評価が低い人が多いとのこと。自分で決めるところまではできるのですが、実際の行動が伴いません。
どちらかというと、行動を移すまでの時間がかかる人かも。
先延ばししがちな人は同類が嫌い
物事を先延ばしにしたがる人たちは、同類の人に対して辛口になりがちという結果が出たそうです。
この傾向は特に女性において顕著だそう。同じ職場で働く物事を先延ばしにしがちな人のダメっぷりについて評価してもらうと、先延ばしグセがない人と比べて、自分にもその傾向がある人の方が厳しい点をつけたようです。
自分に甘く、人には厳しくみたいなことでしょうか。分かるような気がします。
採用試験の際に、先延ばしグセのある人を前もって見分けたいと考えるなら、心理学誌「Current Psychology」に掲載されたRitu Gupta氏らによる研究が参考になるはずです。この研究によると、何らかのかたちで「ネガティブ」に運命を信じている人たち、例えば「自分の手に負えない」と考えがちな人は、神経質で心配性の傾向が強く、物事を先延ばしにしがちだということです。
いっぽうでこの研究では、先延ばしグセのある人には、人生について比較的健康的な見方をしているタイプも多いことがわかりました。過去を美化し、ノスタルジックに捉える人も、先延ばしの傾向が強いそうなのです。
これは面白い。特に後者は意外です。気楽にやってるよってことなのかな?
と、ちょっと面白い記事であったのでご紹介させて頂きました。 先延ばしにすることが時には良い結果を生み出すってお話でしたが、先延ばしで人に迷惑がかかることは避けるべきですよね。僕も気をつけないと。
引用:頭のいい人ほど賢く「先延ばし」している? 研究で見えてきた先送りの効用