BLOG, ライフハック, 心理学
明日使える/話したくなる”日常で役立つ心理学30選”
当ブログで取り上げたり、僕がTwitterでつぶやいた中から取り上げる心理学のTIPS30個。
相手と話をしている最中に、身振り手振りをしながら、できるかぎり手のひらを見せようとするのです。ただし、さりげなく。
ある対象を評価をするときに顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められることをハロー効果と呼びます。例えば、ある人が難関大学卒であった場合、学力においてだけでなく、人格的にも優れていると思い込んでしまいます。つまり、イケメンや美人には勝てません。
ミラリングとは、目の前の相手の真似をすること。相手が頭を掻いたら頭を掻く。コップを持ち上げて水を飲んだら、水を飲む・・。 これをバレないように行います。理由はシンプルで、人は自分と同調しているものに好意を感じるからです。
より効果があるのは喋り方や仕草等、相手の癖を見つけ、真似すること。
癖は本人の本当の無意識の内に出るものですから、より効果が高いということです。
有名な心理学の実験でこんなものがあります。
図書館の若い女性職員にお願いして、本を渡す時に、なにげに、男子学生の手に触れてもらう。触られた男子学生は、この女性職員をどう感じるか、後で、確認する。
結果は、全員その女性職員に好意を持っていました。
しかも、手に触られたことに気がつかない男子学生までも。
実際には誰にでも当てはまるようなどうとでも取れる事を自分だけに適用される極めて正確な内容だと思い込んでしまう心理学的な現象の事。
B型は変人が多い(誰にでも人からみておかしい習慣は存在する)
A型は綺麗好きで几帳面(誰でも一部は几帳面な部分は存在する)
「あなた、お金に関して悩みがあるでしょう?」(誰でも必ずある)
人の脳は恋にドキドキする感情と、恐怖でドキドキする感情を区別できません。
怖さでドキドキしているのに、これは恋だと勘違いしてしまいます。
危険を共に体験すると連帯感や恋愛感情が生まれやすいという効果。
立ち位置で2人の関係性が分かります。
自分が右側の人は、順応性が高く、相手に引っ張られたいと思うタイプ。
左の人は、リーダーシップがあり、主導権を握りたいタイプ。
つまり、左に立つ人の方が心理的な力関係は上です。
かかあ天下カップルは女性が左です。
「手を見せて」と言って、手相を見るフリをします。
「あーなるほど」と適当なことを言ってから、次に「爪を見せて」といいます。
手のひらを上にして、爪を見せてきた場合、相手はあなたに”弱気”です。
手の甲を上にしてきた場合、相手はあなたに”強気”です。
深層心理が分かる遊びです。
集団で作業を行うと一人当たりの作業効率が落ちる。
例えば綱引き。二人で引くと、一人の時の93%、3人では85%、8人では49%しか力を出さなかった。
これをリンゲルマン効果って言います。
つるんで作業したからって、捗らないよってことです。
複数名の男女で集まった場合、例えばカラオケなどでは、好意を持っている異性の正面には座るのをためらいます。
人は本当に好意を持ってしまった場合は、失敗回避思考というのが働きます。
「この人に好かれるぞ!」という気持ちよりも「嫌われたらどうしよう」という気持ちの方が大きく働くということです。
普通に考えると好きな人の前に座りそうなんですが、それはそうではないということになります。
好意を持っている場合は、向かって斜めに座ったり、正面でも身体の向きが斜めになったり、足が斜めを向いていたりします。
人はその状況、環境に慣れている人に信頼を置きます。
遊び人風=恋愛というフィールドにおいて、女性の扱いに慣れていると思われた方が、女性は信頼を置きやすくなります。
そして、結果的にモテるのは遊び人風の男性だということになります。
ずばり「男らしい買い物をする人」です。
言い換えると、「衝動買いも含めて、あまり迷わない潔い買い物をする方は口説かれやすい」ということになります。
また、次のような人も当てはまります。
・キャリア志向が強い
・1人で牛丼屋にいける
・メールが短い
・ブランドモノ指向が強い
・コレクション欲が強い
パブロフの犬で有名な条件反射を利用して、YESと言わせるテクニック。
肯定するであろう質問をいくつか投げかけ、相手が質問に対して、YESというように条件付けをするんです。
そして、肝心な提案をされた時も、ついイエスと言ってしまう。
特に初対面の時はイエスと言わされ続けていると 「この人とはものすごく話が合うな」と思わされてしまいます。
相手に尽くしすぎると、相手の心は離れ、自分の心はより相手に寄っていきます。
自分の中での矛盾を解決するため、つまり、「こんなに尽くしているのは私が彼のことが好きなんだ」と思い込み、
逆に相手は「こんなに相手が尽くしてくれてるってことは自分は好きではないのかな」と思い込んでしまいます。
「これは私とあなただけの秘密」というものをお互いの間で共有した際、親密度が急激に高まります。
ツンデレは効果的です。
人は好意を受け取ると必ず、お返しをしなければならないという心理が働きます。
無料お試しグッズで売り上げが上がるのはこれが大きな理由。
相手のパーソナルスペースに踏み込んでみて、相手が拒否する仕草(無意識には離れる)を見せなければ、ある程度の好意を抱いてます。
応用例として、カフェなどで相手のコップにさりげなく自分のコップを近づけてみてください。
コップを遠ざけられたら、無意識であなたに警戒しています。
例えば、「あなたって〇〇な人だよね」というだけで、暗示が掛かり、相手は「〇〇な人」のようになります。
それが本当だとしたら、「やっぱりそうなのか」とより強く、こちらが意図した人間性を持とうと思い込みます。
少しズレていても、「あれ、気づいてないだけでそうなのかな?」といった感じで、同じく暗示がかかります。
勉強をさせたかったら、どれだけ成績が悪くても「あなたは本当は賢い、やればできる」と言い続けたら、その通りになります。
褒めたら伸びるは真実です。
目標を周囲に宣言してしまうと達成率が上がるという心理的現象。
自分の夢や目標を周囲の人に宣言してしまうと後に引けなくなり、達成しないといられなくなるという効果もありますが、
それよりも何度も人に話すことで、その夢や目標が現実のように自分自身の潜在意識にしみこんで、
その夢や目標を達成しやすくなるという効果の方が大きいです。
バスの座席にお金をわざと忘れ、それを拾った人に
「そこにお金を忘れていませんでしたか?さきほどまでそこに座っていて…」
と言う質問をする。
この質問を”握手をしてから”行うと、正直に「YES」と答える人が、握手をしない場合よりも半数も多かったという結果が出たのです。
握手をするとその人に対しての”ある種の責任”が生じるという心理的効果があります。
Aさん、Bさん、Cさんがいます。
噂話をAさんに広めたい場合、 Aさんには聞こえているが、BさんとCさんはそのことに気づいていないことを前提に、うわさ話を実行する。
例えば、
Bさん「Aさんって実は見えないところで頑張り屋さんなんだよね」
Cさん「そうそう、そういうところ素敵だよね」
といった感じで行うと、Aさんはそのうわさを強力に信じてしまう。
「あなたの今日のラッキーカラーは赤です」と言われると、その日は赤いものばかりに気がいってしまう。
意識しているものほど、その情報が入りやすくなる効果のことを言います。
例えば、コミュニケーションおいて何か1つ大きなミスをした際、」 実際には大したことがないのに、ミスしたことばかりが脳裏に浮かんでしまいます。
「あの一言余計だったよな…。いや、あの一言も余計だったし、別れ際も無愛想だったのかも…」 といった感じで。
近年、急速に進歩しているロボットの開発技術。 ロボットが人に与える印象についてのお話。
人間に全く姿、形が似ていないものに人は印象を受けない。 これが徐々に忠実度があがってゆくと、それにつれて人間は好印象を抱く。 しかし「ほぼ忠実一歩手前」まで忠実度が上昇すると、人間はとたんに嫌悪感を抱くようになる。 さらに忠実度が上がり、実物と見分けが付かないほどになると、人は一転して好印象を抱く。
この関係をグラフに表すとV字型を示すことから「不気味の谷現象」と呼ばれています。
ある事件に対して、自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさない心理。
傍観者が多いほど、その効果は高い。これを傍観者効果と呼びます。
例えば、目の前でいじめが起こっている。 見ているのが1人であれば、その人は止めにかかるかもしれません。
しかし、大勢が見ている場合、いじめを止めにかかる人の数は極端に減ります。
理由は、3つ。
・他の人が積極的に動かないから自分も動く必要がないと思う
・責任が分散化されると思う
・行動を起こした際の周りの反応を気にしてしまう
通常、人は信頼できる人の言う事を信じ、逆の場合は信じません。
しかし、信頼を置けない人物の言動も、時間が経てば、その内容と相手の評価が分離するため、 時間の経過とともにその言動の信憑性が上がっていきます。
逆に、元から信頼できる人の言動の信憑性は時間の経過と共に下がっていきます。
これをスリーパー効果と言います。
人は嘘をついているとき、以下のような行動をしがちです。
・腕組みをしだす
・ポケットに手を入れだす
・とたんに手癖が悪くなる
・口や鼻を触りだす
・頻繁に足を組み替える
・「要するに」「つまり」などと言った言葉が増える (早く話しを終わらせたいため)
あくまで目安です。
これにはパーソナルスペース(他人が近付かれると不快に感じる空間)が深く関係しています。
男性のパーソナルスペースは前方、縦に広く、女性は均等に円系に広がっています。
つまり、女性からすると何ともないのですが、男性からするとドキドキする距離というのがよくあります。 正面からずかずか近づいてこられたら、我々男性はよく勘違いします。
逆に、横に並んで歩くと男性は女性のパーソナルスペースに入っていることになり、 女性は気になってしまいますが、男性は全く気にしていないことも多いです。
「女性を落とすにはカウンターのバーがいい」なんて言うのもこういった理屈です。
初対面では、3〜5秒で印象が決まり、そのほとんどが見た目(視覚情報)であるという実験結果から出た概念。
コミュニケーションにおいて、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%と言われています。
※ただし、全てのコミュニケーションに当てはまるというわけはありません。その旨についてはまた後日。
人が心から笑う場合は、作り笑いに比べて笑顔の継続時間が長く、さらに笑顔は自然に消えます。
一方で、作り笑いの場合は、笑顔の継続時間は短く、笑顔はどこか不意に消えます。
そして、目元に注目。 本当に笑っている場合は、目も同時に笑います。 これは目元(目尻)の小さなシワから判断できます。
さらに、目に近いところですが、眉の形からも判断できます。 本当に笑っている場合は、両眉が均等に軽く下がります。
作り笑いの場合は左右の眉の形が均等ではありません。「引きつった笑顔」なんて言葉があるくらいです。
当然ですね。さらりと話のネタにするくらいで押さえましょう。笑
いかがでしたでしょうか。
まだまだ紹介したい話や補足したいことがたくさんあるのですが、それはまた随時、記事にしていこうと思っています。
東洋経済新報社
売り上げランキング: 993
誠信書房
売り上げランキング: 963