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座る席の位置で性格や関係性と発言力を分析する|スティンザー効果について
日本の文化には、上座とか末席というように社会的身分によって座る位置が決まるという暗黙の了解的な風習がありますね。
心理学的の世界にも発言力が高まる席というのが存在し、またそれにより、ある程度のパーソナリティまで分析できます。
この座る位置や順番により、パソーナリティを分析する一つの指標はスティンザー効果と呼ばれているものです。
さて、あなたはどの位置に座りますか?
最も影響力が高い位置
一般的に心理学の世界では、A・C・E・Gの席が影響力の大きい席だと言われています。
会議などにおいて、空気を制圧したい場合はこの席を外すと不利になります。
座る位置によって分かるパーソナリティ
A・Eの位置はぐいぐい引っ張る、精力的な人が好んで座ります。
またC・Gの位置は議論の場において、歩調を合わせたり、対人関係を重視しながら、議論を進めたい人が好みます。
何かを決めたりする際の会議でリーダシップを発揮したいときは、A・Eが優れています。
一方で、ブレインストーミングやアイデア出しの会議等、参加者の意見を引き出すのが目的な会議の場合は、C・Gが効果的です。
それ以外の席を選ぶ人は、議論において消極的なことが多い傾向にあります。
座る位置による関係性
真正面同士つまり、AとEやCとGなどの位置同士の参加者は、敵対心の表れ、または対立がしやすい位置になります。
隣に並んで座った人とは同意見になりやすく、仲間意識の表れとも言えます。
また、90度のL字形の位置関係つまり、AとBの位置関係の場合は、本音を話しやすい位置関係だったり、親交を深めたい意識の表れとも言えます。
このことから交渉や商談では真正面に座るのは正解ですが、打ち合わせの際は真正面を避けた方が良いと言えます。
関心のある異性と食事をするのにも真正面は避けた方がいい…というのはこのことからも説明できますね。
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