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不幸な人ほど「他人」と比べて見栄を張る|社会的比較の心理学
情報があふれる現代社会において、多くの人は毎日、無意識のうちに様々なモノ・コト・ヒトと自分とを比較をしています。
これを心理学の世界では「社会的比較」といいます。
比較の結果、例えば収入や容姿、結婚しているとか・していない…などの点で、
周りの誰かが自分より優れていると感じたとき、自尊心を保つため、ときに人は「見栄」を張ります。
他人からの評価というのは気になるのが普通ですが、「見栄」で生きると、
もはや他人の人生を生きていることと同義だと僕は思っています。
当たり前のことですが、社会的な比較に注意を向けすぎると、幸せになれません。
幸福度は下がります。
社会的比較、つまりは「自分以外の他の人がどんなことをしているのか」とか「どんなものを持っているのか」を観察することは、ほとんど場合は害になります。
比較した対象が自分のポジションより上だった場合、うらやましく思ったり、劣等感、苦悩、自尊心の欠如に繋がります。
また比較した対象が自分のポジションより下だった場合も、同様に良い結果をもたらしません。
例えば「彼は解雇されたらしい」だとか「離婚した」とか…、これらは(色々の意味での)罪悪感やねたみ、反感に耐える必要があります。
社会的比較をすればするほど、自分にとって好ましくない比較対象にぶつかる可能性が高くなるのです。
そして、社会的比較をする人が繊細であればあるほど、ネガティブな結果をもたらします。
社会的比較によって、好ましい結果や考えがでることはほぼないと言ってもいいでしょう。
結果、時には自分を守ったり、大きく見せようとして「見栄を張る」という行動に繋がります。
ですが、これは「無限に続く、負け続けるゲーム」に参加しているようなものです。
自分よりポジションが上の人というのは、どの角度から見ても、つねに存在するからです。
どれだけ成功して、収入を得て、幸運に恵まれても、自分より優れていると感じる人は無限に存在します。
自分より学歴が高い人もたくさんいますし、お金を持っている人もいます、大きな家に住んでいる人もいますし、綺麗なひともいます。
「社会的比較」にはゴールがなく、はまれば泥沼で、自分の人生を生きることからは大きく逸れてしまいます。
スタンフォード大学の心理学の研究により明らかになったことがあります。
「幸福度が高ければ高いほど、まわりの人との比較に関心を払わなくなる」ということです。
また、「最も幸福度の高い人々は、他人の成功から喜びを感じることができ、他人の失敗を目の当たりにしたときは心使いをする人」という研究結果もあります。
逆に幸福度の低い人は、全く逆の人物像となりました。
つまりは、他人の収入が上がったり、結婚したり、広い家に引っ越した際に意気消沈し、失敗をした際に喜びを感じます。
文章にするととんでもない人のように思えますが、あなたの周りにも思い当たる人がいるのでは?
どちらにしても「社会的比較」を行うからゆえに起こることなので、幸福度をあげるためには社会的比較を行わない方がいいという結論に至ります。
じゃあ、どうするんだよってお話ですが、
ベストではありませんが、今すぐ、一番簡単にできるのは、SNSを辞めることだと思います。
他人の近況を眺めるというのは無意識のうちに「比較」してしまうことに繋がりますし、
Facebookなどは、自分の良いところしか見せない自慢話大会場ですから余計です。
「あの人はあの人、私は私」と感じれる人は良いと思いますが、
そうでない場合の最も簡単な解決方法は、利用を辞めるということだと思います。
他人と自分との比較を辞める方法は他にもいくつか思いつくので、
また近い内に記事にしようと思います。
いかがでしたか。
社会的比較は幸福度を下げる。
頭の隅っこにでも置いておいてください。
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