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「モテる」を合理的に考える。

couplehow

僕のブログでは恋愛シーンで役立つような心理学の話をいくつかご紹介していますが、

今回はテクニック論ではなく、もう少し俯瞰的に「モテる」について考えてみました。

①あなたを好きになる人と好きにならない人

どんなにイケメンや美人でも、それこそ人気芸能人でも万人に好かれることは無理です。

つまりは、あなたに好意を抱く可能性が限りなくゼロの人がいるということです

 

同じく、もう1つ言えるのは、どんな人でも好きになってくれる人は一定数いるということです。

この普遍的な事実に基づき考えると、とるべき2つの戦略が見えてきます。

②あなたを好きになってくれる人を探す

①の話を前提に考えると、効率的にモテるためにはあなたを好きになってくれる人を探すことです。

そこで、あなたのこれまでの経験から、あなたを好きになってくれた人の特徴を洗い出します。どんな風に好かれて、どんな風に別れて、どんな場所で出会ったか、などを思い返してみましょう。

 

一方で、99%あなたを好きにならない人が一定数いる以上、

レスポンスが悪い1人の異性に固執するのは賢い方法とはいえません。

片思いはよくないということですね。

要は「マッチングするかどうか」の問題なのです。

 

③あなたを好きになってくれる人の範囲を拡げる

基本的には②が戦略の主になってきますが、

その上で、自分を好きになってくれる人の数を増やすことも大切です。

 

つまり、次に述べる「異性に求める価値」を上げる努力をするということです。

一旦、まとめておきましょう。

モテる為に行うべき2つの行動

  • いかに効率よく自分を好きになってくれる人に出会うか②
  • 自分を好きになってくれる人をいかに増やすか③

④異性に求める価値を知る

では、具体的な行動に移るためのヒントをご紹介します。

そもそも、人は異性に何を求めているのかということを考えてみましょう。

国立社会保障・人口問題研究所の出産動向基本調査、その他ウェブアンケートを眺めてみたところ、

大きくは、以下のような要素があることが分かりました。

  1. 性的な対象として
  2. パートナーとして
  3. 結婚相手として

そして、当然、これらの優先順位は人によって異なります。

それを前提として、少し詳しく見ていきましょう。

 

《1》性的な対象として

分かりやすく言うと、以下のような要素になります。

  • ルックス
  • 異性を感じさせる性格

ルックスは見た目です。顔、及びスタイルが良いか悪いかというところです。

服のセンスも入ります。これは男女共通しています。

 

異性を感じさせる性格というのは、

男性の場合は具体的には以下のようなものになります。

  • 問題解決の能力の有無
  • エキサイティングであるか
  • 精神的にタフであるか
  • 誠実であるかどうか

このようなものが備わっていると女性に判断されたとき、

男性は性的な価値を得ることができます。

 

女性の場合は、少し性質が変わります。

  • 母性的な優しさ
  • その他、ケアスキル

といったようなものになります。

 

加えて、様々なアンケートの集計結果を見ると、

  • ほとんどの男性はルックス重視であること
  • 女性は男性よりも中身を見ていること(ルックスを重視していない訳ではない)

が分かりました。

 

《2》パートナーとして

これはほとんどが男女共通です。

一言で言うと、自分にとって居心地が良い存在であるかどうかです。

  • 気取ったりする必要がない
  • 一緒にいても疲れない
  • 趣味や価値観が合う

などが挙げられます。

この手のことはコミュニケーションスキルで解決できますね。

 

《3》結婚相手として

さて、これは男女によって少々差はありますが、

ざっくりと以下のようなものが挙げられます。

  • 年収の高さ及び安定性
  • 家庭的かどうか
  • 年齢
  • 経済的、宗教的観念の一致

女性が男性を見る場合、最も重視するのは年収の高さ及び安定性です。

男性が女性を見る場合は、年齢を重視しています。

子育てを行うことを前提にすると、今の社会構造ではどうしてもこうなってしまいます。

ただ、時代は刻々と変化し、子どもを必要としない人も増えています。

結婚に対する価値感が変わればこの傾向は変化することが予想できます。

 

さて、それぞれの価値について説明をしました。

この中で客観的に見て、1つも当てはまらないというのであれば、モテることは難しいかもしれません。

逆に何かひとつでも当てはまれば、それを求めている人を探すことでモテることは可能といえます。

まとめておきましょう。

異性に求める価値は3つ

  • 性的な対象として
  • 結婚相手として
  • パートナーとして

それぞれの要素でどれか1つでも当てはまればモテることは可能。

 

⑤市場によって、価値が変わる

自分にどのような価値があるかが分かったら、あとはその価値が評価される市場へ自分を送り込む、

もしくは、自分がモテたい市場に合わせて、自分の価値を上げるということになります。

どの市場でどの価値が評価されるのかを考えてみましょう。

 

《1》合コン・コンパなどのカップリングパーティ、SNS含む出会い系サイトなど

このような場では、上で説明した性的な対象としての価値が高い人がモテることが想定できます。

合コンで、結婚相手を探している人は少数派です。大抵はひとまずは性的な対象としてみます。

結婚相手となるとミスマッチが起こる可能性が高くなりますね。

 

《2》お見合いパーティや婚活パーティなど

当然、結婚相手としての価値が高い人がモテます。

男性であれば、ルックスが良くても、収入が低い人は、

合コンではモテますが、この市場では価値が下がります。

 

《3》職場・サークル・学校・行きつけのお店など

このような「男女が恋愛以外の共通に目的を持ち、ある程度の時間を共にしている空間」では、

居心地の良さなど、パートナーとしての価値が高い人がモテやすいと想定できます。

周りからの評価も重要になりますね。

 

 

⑥より効果的にモテるために

これまでのことを踏まえて考えると、効果的にモテるためにはやはり②と③に帰結されます。

好きになってくれる人を探すことと、好きなってくれる人を増やすことですね。

それでは、より効果的にモテるためのはという話を考えられる範囲で考えてみましょう。

 

《1》コミュニケーションスキルの向上

「モテる振る舞い」を身につけるだけで、

上で挙げたいくつかのか「価値」を高めることができます。

 

《2》機会を増やす

母数を増やせば、当然、成功の確率が高まります。

探そうと思えばいくらでも出会いはあるはずです。

《2》自分のフィールドで勝負する

例えば、このようなものです。

  • 自分の評価を高めてくれる人と共に行動する①
  • その場で威光を持つ人と共に行動する②
  • マッチングを起こてくれる人を探す③

いきつけのBARのマスターを想像したら分かりやすいかもしれません。

自分のことを良く知っていて、決して悪くは言わない①。そして、マスターだからその場での権威がある②。さらに、誰が出会いを探しているのか等の情報も知っている③。

例えば、そういうことです。

 

 

最後に

いかがでしたか?

頭でっかちに考えるとこのように恋愛を考えることもできますよという話でした。

もちろん全てを理屈で解決できるように人間はできていません。

何かの参考になれば幸いです。

その他、より実践的な心理テクニックなどもブログでは紹介していますので、気になる方は探してみてください。

 

参考サイト:国立社会保障人口問題研究所/恋愛ユニバーシティ/毎ナビニュース/ライブドアニュース/gooランキング