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ファッションと性格は反比例する!?|ブランドものを好む人は…
ファッションほど、その人の性格や心理状態を表すものはありません。
よく観察すると、色んな方向からその人の性格が見えてきます。
今日はそんな、ファッションと心理のお話。
心理学の世界では一般的に、ファッションは自分が「なりたい自分」もしくは、他者から「こんな風に思われたい」という心理を投影していると言われています。
今の自分とは違う「理想の姿」を投影しているので、全てとは言えませんが、素の性格とは真逆になっているパターンが比較的多いのです。
どなたでも少しは当てはまるのではないでしょうか。
例えば、派手なファッションを好むひとは、一見とても明るそうに見えるのですが、それは”本来は暗い自分”に対するコンプレックスの投影であることも多いのです。
ブランドモノを好んだり、無理に若作りをしようとしていたり、逆に大人っぽくしてみたり…というのは、その人の願望を示しています。
特に、”ブランドモノ”への態度は、その人の性格を顕著に表します。
1番分かりやすいところで言うと、とにかく見境なくブランドモノが大好きという人。
品物を選ぶ基準が、価格やブランド名になっている人とも言えます。
このタイプは「自分は高級な人間でいたい」という願望の持ち主です。
人からどう見られているかというのを非常に気にしていて、プライドも高い。
ただ、「特定のブランドしか買わない」というのは、この限りではありません。
上から下まで、特定のブランドで統一されている人は、保守的であったり、頑固な一面を持っています。
また、例えばバッグだけ高級ブランドみたいに、とりあえあず1つか2つ持っているという人は、
いわゆる「長いものに巻かれたい」タイプ。多数派でいたい人、または同調意識が高い人です。
ファッションにはある程度、暗示効果があります。
人はそのファッションを纏うことで、そこから連想される通りの行動をとる傾向にあります。
例えば、分かりやすいところでいうと制服。
集団に順応するように皆同じものを着せられます。
その中で例えば、崩した格好をしたりする生徒は、集団の中でも浮いていきますし、
崩した格好=ちょいワル生徒ってイメージ通りになっていきます。
ファッションはその人を写す鏡。
自分のクローゼットを覗いてみると、意外な一面が垣間見れるかもしれません。