旅の話

タイ北部の美しく長閑な秘境「パーイ(Pai)」|写真リポート②

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《①からの続き:タイ北部の美しく長閑な秘境「パーイ(Pai)」|写真リポート①

パーイの昼間は物凄く暑い。

日本のようなジメジメした暑さではないが37度辺りまで気温は上がる。

一方で午前中や夕方には長袖が必要な程気温が下がる。

昼間は皆、カフェでシェイクやコーヒーを飲みながら旅人同士で談笑したり、パソコンで作業をしたり、読書をしたりして静かに過ごしている。

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気をつけないと居心地が良すぎて、予定外のロングステイしてしまいそうだ。話を交わした欧米人の旅人は、1ヶ月のステイの予定がもう2年も国に帰っていないらしい。

物価が安く居心地の良い国を訪れるといつも思うが、物書きやブロガーのような、どこで作業しても特に問題がない人は生活コストも日本より大幅に抑えることができるので、こういう場所で集中して作業するのも悪くないかもしれないと感じた。

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子連れの夫婦の姿もちらほら。

 

日が落ちると、多種多様な屋台が連ねるナイトバザールが毎晩開かれる。

街はガラリと雰囲気を変え、昼間の長閑な街並みが一気に活気付く。

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なんだかよく分からないイカ焼きやら、その他異国の料理も楽しめる。

 

異国情緒が漂う中で、デザイン性の高いアクセサリーや雑貨などのショッピングが楽しめる。

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タイ国内をはじめ世界中のアーティストが自慢の作品を販売している。

 

通りのレストランやBARなどでは、ミュージシャンが演奏する中でお酒を味わえる。

ここは本当に平和な街だ。治安はとても良いので、一人で歩いても特に危険はない。

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これといって山場もないが、居心地の良い長閑な街。

昼間は静かに過ごして、食べて寝て。バイクに乗って大自然の中を疾走する。

夜はワイワイと美味しい食事と共にお酒を交わす。

そんな風に、ゆったりと流れる時間と空気がパーイの魅力だろう。

一人でのんびりするもよし、カップルで訪れるのもよし、リフレッシュには最高の穴場リゾートだ。

帰りたくなくなる危険な街だが、是非、また訪れたい。

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パイリバー対岸からの眺め

 

最後に簡単にパーイへの行き方を記しておく。

パーイへは、タイ国内からは北部チェンマイから行くのが一般的だ。

チェンマイのゲストハウスや旅行代理店にパーイと言えばバスを手配してくれる。

それなりに便はあるみたいだが、余裕を持って申し込んでおきたい。

ちなみにもうすこし(4時間程)北に進めば首長族の村があるそうな。

チェンマイはチェンマイでとてもいいところだが、やはりパーイに行ってからだと刺激は少なくなるので、観光するならパーイに行く前がおすすめ。

食料品等のお土産は、チェンマイの方が安く手に入る。僕は大量のスパイスを買い込んだ。

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こんなバスで行く。

 

バス(大型のワゴンカー:日本製)の乗り心地自体は決して悪くないのだが、日本では考えられないカーブが延々と続く。

途中休憩ポイントが一箇所あるが、約3〜4時間。正直、結構辛い。乗り物酔いする人は酔い止め対策は必須。

料理が美味しいからってたくさん食べてから乗ると酔ってしまうので注意。

 

パーイの魅力を感じるには最低丸3日程の滞在は欲しいところ。

まとまったお休みが取れる方は是非、足を運んでみて欲しい。

 

PS.おまけ、チェンマイの写真たち。

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Photo by Daisuke Ito.

撮影機器/OMD- EM10/25mm f1.8 単焦点

 

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