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A Happy New Year
明けましておめでとうございます。少し更新、空いてしまいました。
去年はたくさんの方にお世話になりました。
そして、ほんとにいろんな方にマジックを観て頂いた年でした。
少し、去年の印象に残ってる出来事をさらさらと振り返ってみます。
やはり、一番に出てくるのは3,11の地震です。
あの地震は決して人ごとではなく、人生観が変わってしまうくらいのものになりました。
5月頃、初めてのテレビ出演。そこからレギュラー出演へ。
いろんな人で出会えて、いろんな話が聞けて、貴重な経験をさせて頂きました。
マジックもいろんな場所に出演させて頂きました。
ここには書ききれませんが、感謝しています。ありがとうございました。
という感じで、かなりさらっと書きましたが、成長できた特別な年になりましたとさ。
さてさて、少し話題が古くなりますが、先月はみんな大好きクリスマス。
今年のクリスマスはたくさんの場所でマジックをすることができました。一部ご紹介します。
野球球団ソフトバンク田上選手のパーティ。なんと田上選手は同じ中学の先輩で、何かの縁ということで呼んで頂きました。野球少年もたくさんいて、野球ボールを使ったマジックなどで、楽しく盛り上がって頂きました。
KYKKクリスマスパーティ。いつもお世話になってる、KYKKのクリスマスパーティ。会場は神戸北野クラブSORA。言うまでもなく、ゴージャスでした。この年齢であの空間を味わえて、本当に良い経験をさせてもらいました。幸せなひと時でした。
KYKKの人達は皆様、素敵な人達ばかりです。
ノンスタ石田のガクショク(12/6)
さて、12月6日は今年最後のノンスタイル石田のガクショク!でした。
毎回、セットが変わったり、新しいコーナーができたりと、いつも新鮮。今回はゲストの方が登場です。モデルの青山レイラさん。むちゃくちゃ綺麗でした。
放送終了後は、石田さんはじめスタッフの方たちと、今回で出演が最後になった玉川君、ゆうきちゃん、山ピーの送別会に。楽しかったけど、さみしくなります。
次回は年明け、1月6日の放送です。お楽しみに。
ねえ、それは魔法なの?
僕は小児科病棟を回りマジックをするという活動をしています。
もう長い間入院している男の子にマジックをみせてあげた時の話です。その男の子は、マジックを生で観たのは初めてだったのでしょう、僕に目を丸くしてこう言いました。「ねえ、それは魔法なの?病気もなおせる?」と。
もちろん、僕はマジシャンであり、魔法使いじゃありません。答えに迷ったのですが、「マジック、手品」というものの存在を教えてあげて、簡単なマジックを教えてあげることにしました。
それから数カ月後、マジックショーを開いたとき、無事に退院したその時の男の子が母親と一緒に観にきてくれました。男の子の手には1組のトランプが握られていました。僕がマジックを教えてから、男の子はマジックが大好きになり、ご両親にマジックセットを買ってもらったそうです。男の子は覚えたマジックを他の患者さんに見せて、病室を笑顔にしていたそうです。
なんだかとても、幸せな気分になりました。
近代奇術の師、ロベール・ウーダン師は、
"A magician is an actor playing the role of a magician"(マジシャンは魔法使いを演じる役者である)
という言葉を残しました。もし、マジシャンが一つだけ、本物の魔法が使えるとしたら、それは誰かを笑顔にするということかもしれませんね。
午後をおいしい紅茶で
少しご無沙汰しております。
未熟ながら、体調を崩しておりました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さまもお気をつけて。
さて、最近、紅茶にはまっています。
先日、フラッと紅茶専門店にはいったとき、ずっと探してた紅茶を見つけました。
ラプサンスーチョンという、中国の紅茶。
行きつけのカフェで飲んでから、ずっと探していたんです。
これがまた、とっても癖が強くて、おいしい。正直かなり、好みは分かれると思いますが。
僕は基本的に癖の強い人間なので、なんでも少し癖のあるものが好きなんです。
パーティや社交の場での振る舞い方
僕のマジシャンとしての仕事で一番多いのは、パーティ会場においてのテーブルホッピングです。
テーブルホッピングというのは、ご歓談中やお食事中などに各テーブルごとにマジックを披露することです。
ですが、考えてみると、楽しく話をしてるところに「マジシャンなのですが」と入って来られたら、場合によったら非常に迷惑です。おかしな話ですが、そういう意味でマジシャンとしてマジックを披露するというのは、初めたばかりの人にとっては結構ハードルが高いのです。
色々な方からアドバイスを頂いたりする中で、僕がマジシャンとしてテーブルホップをする際に気に留めている3つのことがあります。
1.紳士淑女であること
有名なホテルリッツカールトンの信条の一つに、「紳士淑女を接待する我々も紳士淑女である」というものがあります。ゲストを楽しませるマジシャンとしてはもちろん、参加者同士も、敬意を持って、紳士、淑女な態度で接すれば、悪い気はしないですよね。清潔感、服装、言葉使い。当たり前と思われるでしょうが、パーティで無礼な態度で接して、相手の気分を害しているのに気付いていない方をよくみかけます。僕もまだまだ勉強中です。
2.場の途切れめ
パーティで相手に話かけるのはなかなか難しいもの。僕が話かけるとき、マジックを見てもらう時は、会話が途切れるとき。例えば誰かが席をたったとき、スタッフが飲み物を次ぎにきた時など、一瞬会話が途切れます。
3.周りを観察する。
退屈そうな人に声をかけます。会話がなかったり、少数でボーっとしてたり。周りを歩きながら、「何気なく」観察します。一つの基準として、ボディランゲージが便利です。例えば、足を組んだり、遠く見つめたり、携帯を見たり(露骨すぎます笑)、これらの行為は、退屈な時にとる行動です。ボディランゲージはとても便利なものなので調べてみると面白いかもしれません。
そして、マジシャンとして「何もしない」ことも最善の選択肢にもなり得りえます。マジックが嫌いな人もいるし、邪魔されたくない人もいるということを理解して回らなければいけません。
BAR DECO
蛍池の素敵なバー【DECO】にて、マジックショーをさせて頂きました。お忙しい中観に来てくださった方、ありがとうございました。落ち着いた雰囲気の中で、素敵なお客様の前でマジックができてとても幸せでした。
とても綺麗な女性の方がいらっしゃっ、いえ、被暗示性(催眠術へのかかりやすさ)が高いお客様がいらっしゃったので、簡単な催眠術も披露致しました。盛り上がってよかったです。気軽にマジックを観て頂ける【DECO】のイベント、僕のお気に入りです。次回も予定しておりますので、ぜひお越しください。
マジックが終わった後は、観に来てくれた友人達と水たばこ(持参、実費)とオーナー田川君のお酒でチルタイム。至福のひと時でした。
感謝の方法
今年は災害が多い一年に感じます。窓の外では雨がぺちゃくちゃうるさい。台風が近づいているようです。皆さまお気をつけて。
さて、昨日は敬老の日ということで、介護施設にてマジックしてきました。お客様は皆さんご高齢の方ばかりということで、どうなるか不安でしたが、なんとか楽しんでもらったみたいでよかったです。
「覚えて頂いたカードはなんでしたか?」「・・・なんやったけ?」みたいなちょっとしたトラブルもありましたけど、皆さん笑顔で楽しんでくれました。笑 おじいちゃん、おばあちゃんからの「ありがとう」の言葉は、なんだかとっても歯がゆかった。少し曇ってた気分も晴れて、こちらこそお礼を言わなきゃいけない。でも、もしかすると、おじいちゃん、おばあちゃんたちがマジックを観るのは、昨日で最初で最後だったかもしれない。そう思うと、少ししんみりした気持ちになります。
誰かを幸せにすることは周り回って自分に返ってくると思う。皆、それぞれ今まで受けてきた恩に対しての感謝の方法があると思います。
直接、その誰かに返せないことも多いから、感謝の方法を見つけながら生きていかなきゃと思っています。
魔法使いへのお願い
少し更新が遅れてしまいました。
涼しくなったり、暑くなったりと、天気はとても浮気性。
まず、先日の一万人の大宴会「KYKK」の報告。
僕はメイン会場の月世界でテーブルホッピングしてました。
華麗なジャズの演奏と、素敵な空間、まるで映画のワンシーンのようでした。
マジックも上手く溶け込めたと思っています。
神戸の夜を彩る、素敵なイベントでした。
マジックを観てくださった方、ありがとうございました。
さて、今日のお話。マジックしてるおかげで素敵な思いをすることができました。
先日、僕にこんなメールが届きました。
「今度、ぱぱとままが記念日です。マジックをしてれませんか。おこずかいがたまって1000円くらいあります。」
少し前にショーを観てくれた小さなお客様からのメールでした。ご両親が結婚記念日だから、その記念にマジックをして欲しいとのご依頼です。
どうやって僕の連絡先を知ったのかにも驚きましたが、言葉にならないくらいグッときました。きっと、その子にとっては、僕にコンタクトをとるのも勇気がいることでしょうし、1000円という金額はその子にとっては高額なはず。それを思うとなんともいえない気持ちになりました。
初めてマジックショーを観てくれたその子は、僕に「ホンモノなの?魔法使いなの?」と聞いてくれたのが印象に残っています。
なんとかしてあげたいということで、考えた末、僕がマジックをするのは簡単ですが、その子がマジックを練習して、マジックを披露した方が喜んでいただけるのではと思いました。一応両親の方に連絡をとって(サプライズがしたいその子には悪いですが)、その子に簡単なマジックをレクチャーしてあげました。
僕はその場に同席することはできませんでしたが、マジックは大成功したみたい。ご両親からお礼のメールが届きました。
素敵な記念日を演出できたみたいで、私も嬉しかったです。その子は今、マジックに没頭中みたいです。笑
という、素敵な出来事でした。
小さなお客様、ありがとう。
明日は一万人の大宴会@神戸
急に涼しくなりました。もうクーラーはいりませんね。
先日も告知しましたが、明日9月9日はKYKKの「1万人の大宴会」。
メディア等でも多数取り上げられています。
なんてったって一万人ですから、必ず素敵な出会いがあるはず。
http://www.project-kykk.com/archives/879
僕はメイン会場月世界にてテーブルを回りながらマジックをしております。
ぜひ、神戸の夜で不思議なひと時を。
お待ちしております。