思うこと, ライフハック

煽り耐性をつける方法|不必要なメンタルの疲弊を防ぐために

ネットで情報発信していると「変な人に絡まれて嫌な思いをする」というのは、多かれ少なかれ、ある話ではないでしょうか。

そして、そのような批判的なコメントを受けると、すぐに沸点が上がって反応してしまう人を「煽り耐性が低い」などと言われます

煽り耐性が低いデメリットとしては、メンタルが疲弊することです。メリットは特にありませんが、バズや炎上が促進することですかね(上級者向け)。

ここでいう「煽り」とは、誹謗中傷を含む、罵倒や悪意のある批判的な発言のことをさします。(まともなご意見や批判はこれにあたりません。)

私もこのようにブログを書いていると、時々、わざわざTwitterやメールで誹謗抽象を送ってくれる方がいます。最初は落ち込んだりしていたのですが、少し見方を変えたら、そこまで気にならなくなりました。

ということで「批判や煽りにメンタルが疲弊してしまう…」という人にむけて、煽りを華麗にスルーできるようになる、私なりの考え方をご提案します。

①匿名で煽ってくる人と建設的な議論はできないと思う。

煽ってくる人って大体、匿名なんです。正直、匿名で罵倒されても、真剣に向き合おうとは思いません。まず、「誰?」って思います。

匿名でネットを利用するのが悪いとは思いません。意見を表明するにしても、今時、いろんなリスクがありますから。

ただ、匿名の煽り屋とやり合っても、高い確率で建設的な議論にはなりません。私も一度、反論を試みたことがあるのですが、ロジックが崩壊しているので話になりませんでした。

煽り耐性が低い人は「無視」することができません。なぜなら、無視したら負けのように感じてしまうから。反論を試みたくなります。

しかし、それは誤りです。多くの匿名で煽ってくる人は「なんとなく気に食わない」「評判が下がればメシウマ」「ストレスの腹いせ」程度なので、本質的な議論などできないと思っていたほうがよいと思います。

元も子もないのですが、人はそこまで他人に興味がありません。なので、そんなに考えて発言していません。

このように考えると「反論は労力の無駄」と思えるようになります。Twitterであれば、カジュアルにブロックできるようになります。

ちなみに煽り返して、バイラルを加速させるテクニックもあります。炎上著名人の方々はよく用いますが、普通の人はやはり、スルーが無難です。

 

②何かにつけて批判したくなる人の心理

なにかにつけて批判したくなる人は、自尊心が欠如している、強いコンプレックスを持っているのではないかと思っています。

自分を認められていない人は、他人にその葛藤やストレスをぶつけがちです。この辺りは無意識下の心の働きなので、自分ではなかなか理解できません。「批判癖」がついてしまっている人もいます。

商売でバイラルを起こす必要がある「わかってやっている」人は別として、満たされている人は他人の言動にいちいち反応しません。どうでもいいからです。

そう思うと、「そっとしておこう」と思えるようになります。

 

③煽られたら「勝ち」と思う。

「好きの反対は、無関心」という言葉があります。発信する者としてもっとも悲しいのは、誰の目にもとまらないことです。

煽りや誹謗中傷を受けたならば、あなたの言葉が誰かの目にとまる状況にあり、反応を起こしたということです。「無関心」より、余程よいと考えます。

世の中の事象には二面性があり、捉え方を変えると一理あることがほとんどです。つまり、私が実感しているのは、批判の数と同じくらい賛同者がいるということです。

煽りや誹謗中傷の方に目が向きがちですが、賛同の声は耳を澄ませば、きちんと聞こえます。

また、「炎上はごく少数の暇な人が起こしている」とどこかで読んだことがあります。わざわざ複数のアカウントを作って、炎上を演出させる人もいるようです。それに「そうそう!」と気楽に乗っかる人も湧いてきます。

こうした「批判の声」が起こったら、情報発信としては成功だと思うことです。本当に言いたいことを言っているなら、動じる必要はありません。

 

④間違いは誰にでもあると思う

自分の発言に正義を持っているのであれば、動じる必要はありません。物事、白か黒かで分かれることって案外少ないので「たしかにそういう意見もあるけど、私はこう思う」で貫けばいいと思っています。

しかし、人間誰にでも間違いはあります。まともな批判や意見は、真摯に受け止めるべきです。ロジックに隙があり、痛いところを突かれたと思ったのであれば、素直に直せばいいだけです。一つ賢くなれます。

大抵のことは一月もすれば、叩かれた事実なんて世間は忘れています。繰り返しになりますが、そこまで人は他人に興味がありません。そう思うと、色々どうでもよくなります。

 

⑤補足|その気になれば合法的に反撃可能

「死ね」だのなんだのを数回に渡り、送りつけてきた方がいたので、興味本位でいつもお世話になっている弁護士さんに「どうなんですかね?」と相談したことがあります。

「んー…トントンか損するかだけど、匿名でも情報開示請求して、何かしら法的な手段をとることはできますよ」と教えてくれました。

精神的苦痛の慰謝料として、損害賠償請求できる余地があるのですね。特に気をつけなければいけないのば、公の場所で相手の商売を著しく咎めたり、名誉を傷つけている場合、営業妨害、名誉毀損にあたります。こうなれば、ぼちぼち怖いですよ。

安全地帯から石を投げているつもりでもリスクはあり、時間とお金が余っている人は、その気になれば法的な手段をとれます。

以上でした。参考までに。