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”男は40代、女は60代が不幸”、”お金≠幸福”、”飲酒=幸福”
日本生命のシンクタンクが幸福度についての面白いデータを発表しました。
30~89歳の男女800名に聞いた『幸福度調査』~どんな人が幸せなのか?~
現在どの程度、幸せだと感じているかについてたずね、「とても不幸せ」(0点)から「とても幸せ」(10 点)までで回答してもらいました。平均値を出すと、男性は 6.67 点、女性 は 6.96 点と、女性の方が若干高かったのですが、検定の結果では男女間で有意な差は検出 されませんでした(結果表省略)。なお、全体の平均値は 6.81 点でした。
意外と高い印象を持ちました。あなたは何点でしたか?
男女別に、各年代の幸福度の平均値を出したところ、男女で大きな違いがみられました。 男性では、30 代の幸福度は高いものの、40 代で最も低く、その後、平均値は高くなり、60 代以上の幸福度はますます高くなっています。一方、女性では、30 代から 50 代まではほぼ 横ばいで、60 代をピークに高齢になるほど、幸福度は下がっています。60 代以降は、女性より男性の平均値の方が高くなりました。
なるほど、なんとなく納得できるデータですね。
幸福度が高いのは、男性では「缶ビール(350ml) に換算して1日1本程度」を飲む人、女性では「ときどき飲む」人で、男女ともに「全く 飲まない」人の幸福度を上回りました。有意差はないものの、適量の飲酒であれば幸福度 をあげる可能性が考えられます。
少量の飲酒は幸福度を上げるみたいです。
幸福度が高かったのは、「過去の自分との比較」「自分の理想との比較」など、男女ともに、他人との比較ではなく、自分との比較の視点を幸福の基準に持つ人でした。
こちらも納得できますね。判断基準を他人にしたら、色々しんどいです。
どの程度幸せかを判断するにあたって、重視した項目を3つまで選択してもらったとこ ろ、
「健康」(65.6%)、「経済的ゆとり」(60.5%)、「家族関係」(59.0%)の回答率が突出して多くなりました。
しかし、経済的ゆとりと幸福度は必ずしも正の相関にはないようです。本調査では、経済的ゆとりを測定した指標ではありませんが、周りの人と回答者自身の生活水準を比較した主観と幸福度の関係をみたところ、最も幸福度が高かったのは「どちらかといえば、自分より低い」と回答した人で、次いで「自分と同じぐらい」が続きました。
経済的ゆとりは幸せに繋がるのか。幸福度の話には必ず絡んでくる話ですが、今回の調査ではお金と幸せとの関係は比例するものではありませんでした。
いかがでしたか。しあわせとはなにか。ある意味永遠のテーマかもしれませんね。僕もまだ答えは見つかっていません。
・参照
30~89歳の男女800名に聞いた『幸福度調査』~どんな人が幸せなのか?~