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通過率90%!思わず読んでしまう就活エントリーシートの書き方②|コピーライティングを応用して
①の続きです。読んでいない方はまずはそちらからどうぞ。
通過率90%!思わず読んでしまう就活エントリーシートの書き方①|セールスコピーライティングの手法を応用
まずは相手を知ること、リサーチの重要性を書きました。
まずは…というよりも、ここの段階をクリアできれば基本的にいいESが出来上がると思います。
次の手順をさらっとまとめます。
相手をしっかりと理解すれば、おのずと何を書けばよいかがうっすらと見えてきてくるはずです。
それに基づき、さっそく自己PRを書いていきましょう。
王道の雛形は①「自分は〇〇だ」、②それに裏付けるエピソード、③もう一押しという形です。
もちろんこれ以外にも見せ方はありますが、ひとまず王道から。
当然ながら、相手企業が求めている能力や人間像と大きく外れる事は書くべきではありません。
ありのままの自分を書きなさいと指導されるかもしれませんが、適度に事実に補正をかけることぐらいは割り切って行うべきだと僕は思います。
穴がないようにしておけば、問題はありません。通称、盛ると言いますが、少しも盛ってないESなんて見た事がありません。
これを踏まえて見ていきましょう。
自己PRの冒頭というのは非常に重要です。コピーで言うヘッドラインという部分にあたります。
どうして重要なのか。それは企業の担当者はここを読んで先を読むかを決めるからです。
大量に送られてくるESです。最初の段階で全て読むことはまずありえません。
ヘッドが目に留まらなければ、シュレッダー行きです。そのため、非常に慎重になる必要があります。
家に送られてくるチラシや携帯メールに届くDM、よほど暇じゃないと全部読みませんよね。
読む時はそれが自分に有意義な情報が書いてあるときだけです。それ以外はゴミ箱。それと同じです。
ヘッドラインの書き方は膨大な情報量となってしまうので、要点とコツだけ。
・言いたい事は1つに
行動力なら行動力と1つにしぼりましょう。
短い文章で説得力をつけるには、原則1つが限界です。
しぼる材料としてリサーチがした結果があるわけです。
・短く、簡潔に
ヘッドラインは短く、分かりやすくすることが最も大切だと言われています。
目安は30字前後です。
ちなみにブログなどのタイトルで最も読まれやすい字数は13字です。
・分かりやすく/目に止まりやすく
非常に難しいですが、”ここが差を作ります。”
就活生が押してくる言葉は似通ってます。協調性、目標達成、行動力、コミュニケーション…似たような言葉がたくさん出てくるので、うんざりします。
どんな行動力、コミュニケーション能力なのかをイメージしやすく、分かりやすく、興味を引く言葉で装飾します。また、その部分を”「」”にしたり、数値を入れたりすることも有効です。
優秀なコピーライターはこの1行のヘッドラインを作るのに最低でも100〜200個書き出し、その中から吟味、推敲します。
ESにおいてもそれくらいやってもいいかもしれません。例えばコミュニケーション能力であれば、どんなコミュニケーション能力なのか、思いつく限りの言葉を紙に書きなぐっていくブレストを行うのです。
・次に語るエピソードとの整合性がある
もっともよくある”落ちるES”はヘッドラインとエピソードが噛み合ってないものです。意味不明な文章になってしまいます。
①で押した強みを具体的に説明して、裏付けます。
適度に補正して、インパクトの強い文章に仕上げます。
完全に捏造する人もいますが、よほど訓練していないと面接でバレます。
さて、書きやすい形としては、
「こんなトラブルがあって、こんな風に解決した」
「こんな目標を達成する為にこんな風に行動した」
というような形があります。
比較的、説得力が出やすい書き方です。
ここでも出来る限り、具体的に書きます。
この具体性というのは非常に大切です。読む人はあなたの背景を知らずに読む為、抽象度の高い言葉を使うとなんのことか分からないことが多いからです。
書きながら、なんで?どうして?どんな風に?どうしてそれをしようと思った?などと、自問自答しながら書くのも1つの手です。自ずと具体性のある文章になると思います。
そして、先にも書きましたが最も注意すべきことは、ヘッドラインとの整合性があるかどうかです。
行動力を押しているのに、エピソードを読んでも行動力がある点があまり見当たらないというのが本当に多いのです。
また、ここでも1つの文章の長さは短くすることを意識します。目安は60字以内です。それ以上長くすると、読む気がうせます。
③のもう一押しですが、これはもうそのままヘッドラインと同内容のことを最後に、締めとして書きます。
字数が限られている場合は省略してもよいかと思います。
コピーが大方できあがったら、コピーライターはテストを行う必要があります。自分の書いたものが全てにおいて正しいと思ってるのは自分だけです。
きちんと反応があるのかどうか、小規模にコピーを流し、チェックします。
ESに置き換えると、就活に詳しい人、内定をいくつももらった先輩にチェックしてもらうことです。
特にヘッドラインとボディとの関連性は自分ではなかなか客観的になれない部分もあります。
文章は練り直すほど、良いものが書けます。これをしているとしていなのでは大きな差が出てきます。
以上、ざっと僕が思うESについて書きました。
どうか参考までに。
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