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社交の場でのコミュニケーションを劇的に改善する3つのポイント

 

Business communication

 

パーティや交流会、恋愛やビジネス…生きていく上で必ず必要なスキルの1つは、コミュニケーション能力だと思っています。

もちろん、マジシャンも例外ではなく、お客様との距離が近いマジックを行う僕にとっても、コミュニケーション能力というのはかなり重要な能力の1つです。

コミュニケーションは感覚というところも大きいと思っていますが、ある程度のメソッドというのも存在します。

今からご紹介するアイデアは、某外資系コンサルタントの方から聞いたお話に、少し僕の心理学やコールドリーディング(cold reading)の知識を肉付けしているものです。

読者の方の何かの参考になれば幸いです。

1、ラポールを築く

多少なりとも、コミュニケーションについて勉強したことがある人は聞いたことがあるかもしれませんが、ラポールとは「相手や自分が、心を開いた状態のこと」を言います。

たくさんの方法がありますが、ここでは簡単にできる方法を紹介しておきます。

相手の仕草や言葉使いの真似をする。

専門用語を使うと「ミラリング」という技術です。

例えば、相手がコップを触ったならコップを触る、特徴のあるクセがあるなら、それを真似する。

または「この人この言葉使いが好きだな」って思うことありますよね。であれば、そういった言葉のチョイスを意識的に行います。

なぜ、これが効果があるのか。

それは人間が心を開くときというのは「共感・同調」を感じる時だからです。共感はコミュニケーションにおいて、重要なキーワードです

ミラリングは同調や共感を無意識に感じるため、非常に効果が高いのです。

※過去の記事ですが、こちらも参考になるかもしれません。

「異性が無意識に好感度をあげる3つの方法」

 

2、現在→過去→未来の順番で話をする

現在→過去→未来の順番で話をする」。

人と話をする際は、これを意識することで、スムーズに相手に喋ってもらえます。

「喋ってもらえる」と書きましたが、相手とのコミュニケーションにおいて最も重要なのは「喋ってもらう」ことです。

少し嫌な言い方をすると、喋らせることが大切です。喋る量は、「自分が3割、相手が7割」といった感覚でいいかもしれません。

さて、それをふまえて「現在→過去→未来の順番で話をする」とはどういうことかを解説しましょう。例えば、僕を相手に話をする場合です。

「マジシャンをされているんですね!素敵なご職業ですね!どのようなところで活動されているのですか?」

これはまさに、今=現在のことを聞いていますよね。

「色々なところで活動されていて凄いですね!どうして、マジシャンとして活動しようと思ったのですか?」

どうしてマジシャンをしようと思ったのか。つまり、過去のことを聞いています。

「そういう経緯があったのですね!将来的にはどのように成りたいとお考えですか?」

将来的にどんなビジョンがあるのか。未来のことを聞いています。

いかがでしょう。 少し荒いですが、すんなり話が進みそうではありませんか。

 

ここでも共感がポイントです。別に無理して共感する必要はありませんが、

真剣に話を聞くと共感するポイントはどんな人にもあるはずです。無理して共感すると、わざとらしくなって、嫌悪感を抱かせてしまいます。

 

3、自分のリソース・ベネフィットを公開する

前段階で聞いた話をもとに相手に役に立ちそうなリソースやベネフィットを相手に伝えます。

それによって未来がどのようによくなるかを暗に伝えます。どんな些細のことでも構いません。

例えば、僕が相手の場合、

「私はよくパーティをするので、機会があればお声掛けさせて頂いてもいいでしょうか?」

「私はマジックがとても好きなので、どこかでショーがある際は是非、見に行かせて頂きます。」

といった感じでしょうか。自分を例に出すと、どこか不自然ですね…笑

重要なのは、ここでも共感です。

相手に「自分はあなたの見方である。力になります」といったことを伝えるのです。 これで嫌な気持ちをする人はあまりいませんよね。

 

いかがでしたか。当たり前のことかもしれませんが、頭のほんの片隅に置いていると、会話が詰まったときに役にたつかもしれません。

今回は、話を聞き出すプロであるコンサルタントの方のお話が元になっているため、「相手の話を聞くこと」にフォーカスを当てました。

しかしもちろん、「自分が相手にどう伝えるか」ということも大切です。

それはまた、後日にでもご紹介することにしましょう。お楽しみに。

まとめ

ラポールを築く

・現在→過去→未来の順番で話をする

自分のリソース・ベネフィットを公開する

・大切なのは「共感」すること