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スプーン曲げの秘密、公開します
※エイプリルフールの記事です。
つまり、嘘です。
スプーン曲げの秘密
僕の職業はマジシャンです(少なくても今日までは)。
僕のレパートリーの一つである「スプーン曲げ」を披露すると、決まって言われることがあります。
「それ、マジックなの？超能力？」
これまでに何度言われたことでしょう。
その度に僕は、はぐらかしてきました。
思えば幼少期から、この能力には悩ませれてきました。
カレーを食べようとしたら、勝手に曲がる。
この苦痛は想像を遥かに越えていました。
長年、ひた隠しにしてきましたが、今日は本当のことを打ち明けます。
スプーン曲げは超能力です。
なぜ、情報公開を避けてきたか
それは、諜報機関CIAの末端組織であるNEA(Not ESP Agency)に、
存在を抹消される危険性があるからです。
彼らは60年代から我々の存在に気付き、独自の調査を行ってきました。
実際、何度も身の危険は感じています。
「超能力者が現代社会で生活していたら、世の中の秩序は保てない」
というのが彼らの主張です。
使い方によっては、世界征服すら朝飯前の”危険分子”だと見なされているのです。
つまり、僕が「マジシャンだ」と名乗るのは、能力を彼らから隠すためなのです。
能力を発表をした理由
4月1日午前1時、ロサンゼルスの某地にて、世界中から僕と同じような力を持つ人間が集められ、
「能力者達の権利を主張していこう」という集会が開かれました。
そう、能力には罪はありません。
僕たちは普通に生活する権利があります。
今日はそれを決意した記念すべき日です。
そして、今日から彼らは存在を表沙汰にします。
街を歩けば、スプーンを曲げている人で溢れかえっていることでしょう。
どうか混乱せずに、良きエイプリルフールをお過ごしください。
