BLOG, マジックの話
日常で使えるマジシャンの目線の使い方
マジシャンの目線の使い方を少しだけ、種明かし。
ミスディレクション
マジックの星の数ほどあるテクニックの中で、最も重要なものの一つにミスディレクションというものがあります。簡単にいうと、意図的に対象から意識をそらす技術です。
色んな方法論があって僕も勉強中なんですが、皆さんの日常でも使えそうなものの1つに、「目線を使う」というのがあります。
マジシャンは見てほしくない対象とは全く別のところに自分の視線を注ぎます。観客はマジシャンが見ている方向に視線を注ぐのです。
プレゼンに応用
このミスディレクションの原理は皆さんの日常生活にも応用できます。
例えば、プレゼンテーションのシチュエーション。
「こちらの画面をごらんください」といってモニターをお見せすることってありますよね。
このとき、話し手が手元の資料を見ていては、観客の意識はモニターに向きません。
話し手の手元に意識が向いていしまうんです。それくらい目線というのは重要です。
プレゼン等を日常的にされている方からすると常識みたいな話かもしれませんね。
目線の使い方、少し意識してみてみると、とっても効果的。
そんなお話でした。