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相手に嘘を付かせないようにする効果的な方法
これまでの人生で嘘をついたことがない…という人はおそらくいないでしょう。例えば、相手を傷つけないように…とつく嘘は「白い嘘」と言われるように、もしかすると必要悪かもしれません。
でも大切な話をしているとき、正直にモノを言ってもらいたいとき、相手に嘘を付かせる確率をぐっと下げる方法があります。
今日はそんなお話。
握手を日常的に行う習慣がない日本人にとってはより効果的かもしれません。
面白い実験があって、バスの座席にお金をわざと忘れ、それを拾った人に
「そこにお金を忘れていませんでしたか?さきほどまでそこに座っていて…」
と言う質問をする。
この質問を”握手をしてから”行うと、正直に「YES」と答える人が、握手をしない場合よりも半数も多かったという結果が出たのです。
握手をするとその人に対しての”ある種の責任”が生じるという心理的効果があります。
そんな握手ですが、人によって握手の方法はそれぞれ。実は相手の握手を観察することで相手の心理を読めたり、自分が相手に対してある種の暗示をかけることができます。
例えば、やたら強い握手をする人っていますよね。「(痛い痛い…)」ってなる人。このような強い握手をする人は、相手を強く掌握しようよとしている傾向にあります。
逆に弱い握手をする人は、その場に対して自信が無い傾向があります。
こういったものは相手の潜在意識に刷り込まれていきます。
この握手の潜在意識の傾向は男性に当てはまります。女性の場合は当てはまらない場合が多いです。
握手にはこういった効果の他に、相手との心の距離を縮めるといった効果もあります。人はボディタッチをされるとその人に対して、親密な印象を持ちます。
女性で冗談を言ったたびに肩をたたいてくる人いますよね。あれ、勘違いのもとなのでやめた方がいいということです。笑
まとめ
・握手をすると嘘をつく人が減る
・握手から相手の心理を読み取れる
・握手は相手との距離を縮める