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写真を撮ると思い出が薄れる?!|”写真撮影減殺効果”

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飲食店に座り、周りを見渡してみると必ず1人はいるのが、料理をスマホで撮影している人。

僕もよくするし、それ自体迷惑だとか言うつもりはありません。

 

写真を撮る1つの目的は「思い出に残す」ことだと思います。

けれども、心理学の最新の研究では、実は逆効果かもしれない…という説も。

そんなお話です。

写真を撮ることで何かを忘れないようにしようとしても、それが逆効果になってしまうとする研究が、米心理学専門誌「サイコロジカル・サイエンス(Psychological Science)」に今週発表された。

この研究では、博物館でのガイドツアー中、展示品を見学していただけの人よりも、撮影していた人の方が詳細を覚えていないという結果を示している。 論文の著者である米フェアフィールド大学(Fairfield University)の心理学者、リンダ・ヘンケル(Linda Henkel)氏は「人々は何かというとすぐにカメラを取り出しては、ほとんど何も考えずにシャッターを切っている。目の前で起きていることを捉え損ねるほどだ」と述べ、フェイスブック(Facebook)やツイッター(Twitter)といったソーシャルネットワークで瞬時に写真を共有することに慣れている今の社会にとって重要な教訓だと指摘している。

さらに、この効果のことを以下のように説明しています。

ヘンケル氏はこれを「写真撮影減殺効果」と名付け、「物事を覚えておくために技術の力に頼り、その出来事をカメラで記録することで、結局のところ自分自身で積極的に参加しようとする必要がなくなってしまい、経験したことをしっかり覚えておこうとしてもマイナスの効果を与えかねない」と説明している。

これはなんとなく分かるような気がします。 案外、思い出や記憶に残っていることって写真には残っていなかったりします。

僕は海外へよく行きますが、カメラを忘れたときの旅行の方が良く記憶に残っています。

…とは言っても、写真撮りたいですよね。

これからも適度に撮り続けます。笑

 

引用:写真の撮り過ぎ、思い出薄れる? 心理学研究:AFPBBNEWS