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論理的思考を身につける「方眼ノート」のススメ
デジタルデバイスが躍進する昨今ですが、僕は「考える」際に使うツールはノートとペンです。
思うにデジタルデバイスはデータベース化するには強いのですが、「考える」ことに使うには弱い気がしています。
ここ数年でしょうか。ノートは「方眼ノート」が注目されています。有名な話だと、マッキンゼーやBCG(ボストン コンサルティング グループ)等の外資系コンサルティング会社では「方眼ノート」が会社の備品だったりします。
今日はそんな一流の人たちを魅了する「方眼ノート」の魅力と僕なりの使い方をご紹介します。
僕が方眼ノートを使う理由は主に2つです。
①綺麗に書ける
②情報やアイデアを出しやすい(後から引き出しやすい)
①に関しては、縦横そろうので、例えば図やマインドマップなども、ストレスなく書けます。「綺麗に書ける」というのは僕にとって重要で、あとで見返すときに負担がありません。
②に関しては、枠線が邪魔しないのでレイアウトを自由に設定でき、また書きなぐりやすいからでしょうか。なんとなく好きっていうのもあります。
とにかく、使ってみれば実感すると思います。
企画を考えるときなどは、このノートの取り方は非常に効果的です。
基本は、一つのテーマに関して、ノートは見開き1ページ使います。
またノートはB5以上をおすすめします。大きい方がよいです。
単純に枠が広がると、思考も広がるからです。
僕はこちらを使っています。
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では簡単に 使い方を。
各スペースには以下のように埋めていきます。
①事実
現状を書きます。問題点やテーマです。
②解釈
課題に対してのアプローチ、意見を書きます。
③行動
解決するための具体的な行動を記述します。
すっきり情報がまとまっていくのを視覚化でき、後からも見やすいのです。
おすすめです。
日記的に利用する場合は、前述のレイアウトを以下のように使います。
①事実
今日起こったこと
②解釈
感想、思ったこと(点数でもよい)
③行動
・それに対して今からやるべきこと
・他、自由(明日やることや雑感等)
これも文章を羅列する日記よりも考えが整理され、情報を後から引き出しやすいのです。
授業やセミナー、読書ノートの場合はこのように使います。
基本的には同じですね。
板書のところには、文字通り板書の他、講師の言葉や本の中の 言葉を書きます。
解釈はそれについての気づきや思うことです。
要約は、要約です。
実際、僕も学生時代はこのノートの取り方をしていましたが、記憶の定着が早いのでオススメです。
いかがでしたか。
あくまでこれは僕の方法なので、自由にカスタマイズするのが良いかと思われます。
ノートを三つのスペースに分ける「三分割法」というノートの取り方は、上にも書きましたが、外資系の金融コンサルタントの間でも利用されているようです。昔からあったと思うのですが、最近では書籍も色々と出ていますね。
オススメは「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか」という本。僕もこちらの本をベースにしています。
ご興味のある方は是非一読を。
かんき出版
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このノート術の唯一のデメリットとしては方眼ノートがあまり出回っていないことと、ノート代が倍くらいすることです笑。
それ以上にメリットの方が多いと思うので、是非一度試してみてください。