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自己啓発書や成功法則書を読むことの意味

 

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本屋さんに行くと多くの自己啓発書や成功法則書が並んでいます。けれども、こういった類の本を敬遠する人は結構多いように感じます。

「こんなもの読んでも結局変わらない」「読んでその気になっているだけ」などなどという話を聞きますが、僕自身は全然嫌いではありません。

自己啓発書全般に言えることは、筆者なりの成功法則を綴っているということではないでしょうか。

僕は世の中に絶対の成功法則などないと思っています。

「これをすれば成功する」なんて分かれば皆、実行して成功しています。

成功するかどうかは、運とかタイミングとかそういうものによる起因が大きいと思っています。もちろん、その機会を勝ち取るのはそれなりの準備や努力をしておく必要はありますが、結局のところその辺りの選択も運だと思っています。

では、自己啓発書や成功法則書の価値はどこにあるのでしょう。

個人的には大きく3つあると思っています。

 

まず、「失敗のリスクを軽減させる」こと。

世の中には成功にための絶対法則というのはないと言いましたが、失敗のリスクを減らすことはできると考えています。

つまり、これをすれば成功するというものはないかもしれませんが、これをすれば、もしくはしなければ失敗する確立を下げることができるというのは存在すると思います。

これが成功法則だと言われればそういうことなのかもしれません。

成功するかどうかは巡ってくる機会を逃さずに掴めるかどうかの問題だと思っていますが、そのチャンスというのは当然のことを当然にこなし、日々正しく目標へ向けて努力していることで、つまり失敗をせずに進み続けることで、チャンスを掴む可能性があがると思っています。何をもって失敗と言うかも人それぞれですけどね。

 

そして、二つ目は「モチベーションを上げる」こと。

これらの本を読んで、「よーし、やるぞ!!」とやたらやる気がでたりするときがありますよね。

そして、多くの場合は1週間とかそこらで元に戻る。けれども、本一札の値段で一週間でもモチベーションを上げれるなら価値はあると思っています。その一週間でその本以上の価値をだせるかもしれません。読んで、学んだ気になって行動するならば、それが短期間でも安いものでしょう。その本が自分にハマればその本から生まれたモチベーションが一生続くことだってあり得ます。

 

最後に、成功法則書などを繰り返しよむことによって、その本の考え方が頭に刷り込まれます。

基本的にベストセラーになっていたりする本には間違ったことは書いていません。人によっては、当然のことが書かれていると思われるかもしれません。

人は正しいと思っていることを必ず実行できる生き物ではありません。ですから、このような当たり前に良いことが書いてある本を繰り返し、素直な気持ちで読むことによって、ある種暗示のように頭に刷り込まれます

そして、「あなたにはできる!」的に煽ってくる本もありますよね。こちらも馬鹿にできません。皮肉で書いてる訳ではなく、これらの言葉を素直に受け取ったならば、それによって暗示がかかります。つまり本当に「あなたにはできる」ようになってしまうのです。言葉の力はそれほど偉大です。

いかがでしたか。本を読むことと、成功の因果関係はよく分かりませんが、得することはあっても損することはないとおもいます。本を読む時間がもったいないなんて程、時間に余裕がない人もあまりいないでしょうから。