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作家の方から教わった”カッコイイ文章を書く方法”
先日、ある作家の方とお話する機会がありまして、会話の流れで、僕がブログをやっているという旨を話すと、そんな話になり、カッコイイ文章を書くための練習法をコッソリ教えてくれました。
なるほどと思ったので、まとめておこうと思います。
(掲載許可を頂きました)
まず、カッコイイとは結構曖昧な言葉でして、好みが大きい。
つまり、自分がカッコイイと思う文章がカッコイイということになってしまいます。
シンプルでスマートな文章がカッコイイと思うこともありますし、
詩的な修飾語や例えが多い文章がカッコイイと思うこともあるでしょう。
これを踏まえて、手っ取り早くカッコイイ文章を書くには、
こんな文章を書けるようになりたいなという作家の方の文章を、ペンとノートで書き起こすこと。
写経のように。
「書き写すなんて、そんなの無駄だよ」という方がいるかもしれませんが、それは違うと経験上言うことができます。
実は広告コピーの勉強をしていた時にも同じアドバイスを頂き、実践した経験があるのですが、この写経をすると、何が起こるかというと、作家の癖が映るのです。
個性的な言葉使いをしている人や、方言が強い方と長時間お話すると、少し影響されて、映ってしまった経験はないでしょうか。それと似た感覚です。
その作家の文体や言葉使い、リズムがなんとなく、染み付いてくるのです。
もちろん、読むだけでも効果は見込めますが、やはりペンを使って実際に書くと、無意識に読み飛ばすこともないため、頭に入りやすいのです。
特に好きな作家がいないよということであれば、純文学作家の作品がオススメとのアドバイスを頂きました。
日本人作家でいうと、三島由紀夫や芥川龍之介などでしょうか。
この辺りは長く残っているだけあり、相対的に悪い文章ではないとのこと。
他、有名なコラムニストの文章もオススメとのこと。
有名な方だと、コラムが一冊にまとまっている本が出ていることもあります。
1日数ページでも効果が見込めると思うので、僕も実践してみようと思います。
お試しあれ。
あと、文章テクニック的なものも存在すると思いますので、
その手の本を読んで、実践してみるのもよいと思っています。