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「人に教える大切さ」マジックのレクチャーをしていて思うこと
ここ最近、僕のマジックを見た人で「個人的にマジックを教えて欲しい」という方が増えていて、生意気ながら、簡単なマジックをレクチャーさせて頂いています。
僕のマジックをきっかけに、マジックのすばらしい文化に興味を持って頂けることはうれしいことだと思ってる。
マジックをやりたいと思っても、なかなかとっつきにくいのがマジックの良いところでもあって、悪いところ。
いきなり、本屋で売っている本格的なマジックのレクチャー本を手にとっても、正直、ある程度時間に余裕があって、モチベーションがないと理解することは難しいと思う。でも、マジックの場合、そうじゃないといけない気もする。
マジックに限らず、気軽に習得できるものなんてあまりないと思うし、何でも最初は、詳しい誰かに直接教えてもらうというのが賢い方法ではないかなと思う。
レクチャーをさせて頂いて実感する事は、良くも悪くも、へたくそなりにマジックを数年学んでいたら、一般の方との感覚がずれいるということ。笑
マジックを始めた頃は、何もかもしどろもどろだったのは間違いない。でも慣れっていうのは怖くて、意識せずにできていることが段々増えてくる。
すると、注意していても一般の方が陥りやすい疑問点や引っかかるポイントを見落としてしまう。
それに気づく事は、すごく大切だと思った。人に教えることで、自分の理解も深めることができる。
僕は昔、それなりに力を入れて塾の講師をしていた。その時も、同じ感覚を抱いたのを思い出しました。
どんな分野でも、人に教えるというのは、大切なことなのかもしれませんね。